3日
15時28分
1分4秒

文科省 天下り問題を受け、特別チームを設置し初会合

 天下り問題を受け、文部科学省は省内の改革の方針を検討する特別チームを設置し、初会合を行いました。

 特別調査チームは、義家弘介副大臣や水落敏栄副大臣のほか、幹部職員らのあわせて12人で構成され、3日はなぜ天下り問題が起きたのかなどを中心に今後の文科省のあり方について議論したということです。

 「文部科学省として一緒にやっているからこそ、そういった問題にもどんどん省内で議論するような雰囲気の情勢が必要ではないかと。人事課のやっていることにはよく分からないけど口を出さないというような風通しの悪さというのもあったのではないかと感じた」(義家弘介副大臣)

 今後は、外部の有識者や他の職員らからの意見を聞きながら、改革方針をまとめることにしています。

 文科省による組織的な天下り問題をめぐっては、62件の違法な事案が発覚し、文科省は歴代の事務次官3人や元人事課長など職員43人を停職相当や停職の懲戒などの処分にしています。

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