テロ等準備罪の新設法案に反対の人たちが集会

テロ等準備罪の新設法案に反対の人たちが集会
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共謀罪の構成要件を改めて「テロ等準備罪」を新設する法案が審議入りしたことに対して、6日夜、東京都内でおよそ3700人が反対する集会を開きました。
テロ等準備罪は、組織犯罪の防止を目的として、かつて廃案になった共謀罪の構成要件を改め、組織的犯罪集団が重大な犯罪を計画して準備行為をした場合などに処罰するもので、6日、衆議院本会議で審議入りしました。

法案に反対する人たちは、東京・千代田区にある日比谷公園の野外音楽堂で午後6時半から集会を開き、主催者の発表でおよそ3700人が参加しました。

日本ペンクラブの専務理事を務めるノンフィクション作家の吉岡忍さんは、犯罪の計画段階で処罰されるおそれがあるとして、「市民を監視して、内心の自由や表現の自由を踏みにじるもので、強く反対する」と訴えました。

会場では参加者が「共謀罪NO!!」という紙を掲げて、法案を廃案にするよう声を上げました。
東京・板橋区の74歳の男性は「警察に組織的犯罪集団だと判断されると、市民団体も処罰の対象になってしまいます。市民の自由を制約する法案に反対の声を広げていきたい」と話していました。
横浜市の32歳の女性は「この法案よりも、性犯罪を厳罰化する刑法の改正案など、本当に困っている人が救われる法案を先に成立させるべきです」と話していました。