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米国連大使、28日に北朝鮮問題で閣僚級会合開催の考え
今月1日から国連の安全保障理事会の議長国を務めているアメリカのヘイリー国連大使は、28日に北朝鮮の核開発問題などに関する閣僚級会合を開く考えを明らかにしました。
「国連安保理の立場としては各国の閣僚が参加することを期待します。北朝鮮は脅威であり、いつ新たな弾道ミサイル発射を行うか分からない。我々の目標はどうやって彼らを止めるかということではありませんか?」(アメリカ ニッキー・ヘイリー国連大使)
ヘイリー国連大使は、今月28日にアメリカのティラーソン国務長官を議長とし、安保理として北朝鮮の核問題などについて協議する閣僚級会合を開く考えを明らかにしました。また、北朝鮮に対し、国連として、まとまった声を示すため、より多くの国連加盟国が制裁決議を履行するよう促しました。
今月6日と7日には南部フロリダ州で米中首脳会談が行われますが、ヘイリー大使は主なテーマが北朝鮮問題になるとの見通しを示した上で、「北朝鮮が最終的に頼りにするのは中国であり、中国が北朝鮮に対して働きかけを行うと確認するのが会談の目標だ」と語りました。