5日
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「北朝鮮はICBM配備能力ある」 米司令官が認識
アメリカ戦略軍のハイテン司令官は、上院軍事委員会の公聴会で、北朝鮮がICBM(大陸間弾道ミサイル)を実戦配備する能力を持っているとの認識を示した上で、「問題は、いつ、核兵器を搭載できるようになるかだ」と述べました。
「北朝鮮はすでにICBMを実戦配備する能力を持っていると思う。問題は、いつ、核弾頭を搭載できるようになるかだ」(アメリカ戦略軍 ハイテン司令官)
また、ハイテン氏は、北朝鮮が今年2月に発射した新型の中距離弾道ミサイルについて「準備に時間のかからない固体燃料を使っていて、移動式発射台から発射されると兆候をつかむのが難しい」と危機感を示しました。
北朝鮮のミサイル開発をめぐっては、金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長が今年1月の「新年の辞」で「ICBMの発射実験は最終段階にある」と述べたほか、先月19日、新型の高出力ロケットエンジンの燃焼実験に成功したと発表しています。