8日
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北朝鮮外務省、米のシリア攻撃「容認できない」
北朝鮮の外務省は8日、アメリカ軍によるシリアへの攻撃について「容認できない」と非難したうえで、「核戦力を強化してきた我々の選択が正しかったことを実証している」と主張する談話を発表しました。
北朝鮮の外務省は8日、国営メディアを通じてアメリカ軍によるシリアへの攻撃についての報道官談話を発表しました。談話では、アメリカ軍によるシリアへの攻撃は「主権国家に対する明白な侵略行為で絶対に容認できない」と強く非難したうえで、「一部ではシリアに対するアメリカの今回の軍事攻撃が我々への『警告』だと騒いでいるが、それに驚く我々ではない」と主張しています。
さらに、「力には唯一力で立ち向かうべきであり、核戦力を強化してきた我々の選択が正しかったことを実証している」とし、「自衛的国防力をあらゆる面から強化していく」と強調しました。
北朝鮮が今回のシリア軍への攻撃について見解を示したのは初めてです。