米韓合同軍事演習 陸海空軍が連携の訓練

米韓合同軍事演習 陸海空軍が連携の訓練
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韓国で先月から行われているアメリカ軍と韓国軍の合同軍事演習で、朝鮮半島有事の際に、海上の輸送船から物資を陸揚げして運び出す訓練が、初めて陸海空の3軍が連携して実戦的な形で実施され、その様子が報道陣に公開されました。
韓国では先月1日からおよそ2か月間の日程で、朝鮮半島有事を想定した定例の米韓合同軍事演習が行われています。

11日は港が破壊された状況で、戦車や物資などを海上の輸送船から陸揚げして運搬する訓練が、南部のポハン(浦項)で行われ、その様子が報道陣に公開されました。

この訓練は、これまで陸海空の3軍が個別に実施してきましたが、北朝鮮が核実験やミサイル発射を繰り返す中、初めて連携して実戦的な形で行われ、米韓両軍の艦船およそ50隻と兵士およそ3000人が参加しました。

訓練では物資を陸揚げするために砂浜に設けられた仮設の桟橋から、コンテナを載せた大型の軍用トラックや建設用の大型機械などが次々と運び込まれました。
また、数十個のコンテナが積まれた海岸近くの集積所では、銃を持った兵士たちが警戒に当たる中、何台ものトラックが出入りしていました。

今回の訓練について、在韓アメリカ軍で軍需物資の運搬を担当するマイケル・ラッセル中将は記者会見で、「米韓が連携して対応に当たることは、韓国の安全確保のために極めて重要だ」と述べ、新たな軍事挑発に出る可能性がある北朝鮮をけん制しました。