7日
23時23分
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たばこのない五輪実現へ、WHOナンバー2が厚労省訪問
「たばこのないオリンピック」の実現を求めるため、WHOのナンバー2が厚生労働省を訪れました。
「オリンピックをきっかけに、さらに強いたばこ対策をしてくれることを願っています」(WHO アサモア・バー事務局次長)
7日、厚生労働省を訪れたのはWHO=世界保健機関のナンバー2のバー事務局次長で、日本での受動喫煙対策の徹底を塩崎大臣に要請しました。WHOがIOC=国際オリンピック委員会と合意している「たばこのないオリンピック」の伝統を、3年後の東京大会でも守るために国レベルで屋内の全面禁煙を実現するよう訴えました。
「オリンピック・パラリンピックを控えて、私どもとしても、しっかりと対応していかなければならない」(塩崎恭久 厚労相)
国内の受動喫煙対策は厚労省が今の国会に法案の提出を目指す一方、自民党内から反対の声があがるなど調整が難航しています。