8日
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米中首脳会談終了、両首脳「親密な関係築けた」
アメリカ・フロリダ州で行われていた米中首脳会談は、北朝鮮への対応や経済・安全保障などの課題で成果を強調して終了しました。
初日が終わった段階でアメリカがシリアを軍事攻撃するという異例の展開の中で行われた今回の米中首脳会談、双方が多くの成果があったと強調しています。
「数多くの共通認識を達成できた。最も重要なのは、私たちは深く理解し合うことができた」(習近平国家主席)
初めての会談でトランプ大統領と習近平国家主席は、安全保障や経済などの課題について話し合う新たな2国間の枠組みを作ることで合意。特に、アメリカが貿易不均衡を訴える経済に関しては、「100日計画」を作って取り組むとしています。
「中国との間で米中関係を大きく進展させたと思う。数多くの問題を解決できると信じている」(トランプ大統領)
北朝鮮については、さらなる協力で一致したとしていますが、軍事攻撃もちらつかせるトランプ大統領の要求に中国が応えられるかは未知数です。
8時間近くを共に過ごし「親密な関係が築けた」と語った両首脳ですが、立場が違う中でどこまでの関係を築けたのか、今後、北朝鮮など様々な問題で試されることになります。