5日
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小学校建築費の支払い求め、建設業者が森友学園を提訴
依然、疑惑解明にはほど遠い森友学園の土地払い下げ問題ですが、5日、小学校建設を請け負っていた業者が森友学園に対し、未払いの建築費およそ4億円の支払いを求め大阪地裁に提訴しました。
訴状によりますと、大阪府吹田市の建設業者、藤原工業は森友学園が開校を目指していた小学校の工事を請け負い、少なくとも16億円の費用がかかったにもかかわらず、およそ11億8000万円が未払いになっているとして、うち支払期限が過ぎているおよそ4億円を支払うよう求めています。
「この先どうなるかも想像できない状況なので、少しでも回収できれば」(藤原工業 藤原浩一社長)
一方、森友学園の系列の保育園に大阪市から派遣された保育士6人が入りました。4日、園長の籠池諄子氏から、保育士2人が退職し6日に勤務できるのは4人しかいないと連絡があり、市が保育士を緊急派遣しました。
この保育園では11人いるとしていた保育士のうち6人が系列の幼稚園と重複して登録していたことが発覚。配置基準を下回っていた可能性があり、市は補助金の不正受給の疑いで調べています。