トルコ保健相 シリアでのサリン使用を確認

トルコ保健相 シリアでのサリン使用を確認
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内戦が続くシリアで、先週化学兵器が使われたとされる空爆があったことについて隣国トルコのアクダー保健相は被害者から採取した血液などを調べた結果、猛毒の神経ガス、サリンが使われたことを確認したと明らかにしました。
シリア北西部のイドリブ県にある反政府勢力が支配する街で今月4日化学兵器が使われたとされる空爆があり少なくとも72人が死亡し、隣国のトルコにもおよそ30人の患者が運ばれました。

トルコのアナトリア通信によりますと、アクダー保健相は11日、犠牲者や患者合わせて4人から採取した血液や尿を調べた結果、神経ガス、サリンの代謝物が検出され、サリンが使われたことを確認したと明らかにしました。

この空爆をめぐってアメリカのトランプ政権はアサド政権が化学兵器を使ったと断定し、対抗措置としてシリアの内戦が始まって以降初めて、政権側の軍事施設を巡航ミサイルで攻撃しました。アサド政権の退陣を求めるトルコもこれを支持しています。
一方、アサド政権や政権側を支援するロシアは化学兵器の使用を否定するとともに化学兵器は反政府勢力が保管していたものだと主張し、アメリカの軍事行動を非難しています。