OLDCODEX、復活の上海ライブ大盛況。ファンも7周年をサプライズで祝福

2016.10.24

ボーカル（Ta_2）とペインター（YORKE.）という異色の組合せの特性を生かし、ロック、ラウド、ダンスの要素を強く持ったサウンドを主としつつ、アートを織り交ぜた視覚をも楽しませる作品を打ち出しているアーティスト、OLDCODEX。

9月24日の東京・Zepp Diver City公演を皮切りに、海外2ヵ所での公演を含むライブツアー『OLDCODEX Tour 2016-2017 “FIXED ENGINE”』をスタートさせ、10月22・23日に、上海公演を開催した。単独での海外公演は、今年2016年2月に開催された台湾公演以来となる。

また、10月10日に行われた山口公演にて、メンバーのYORKE.がアンコール中にステージから転落するというアクシデントがあり、その際に負った骨折等の怪我により、先週開催予定だった福岡公演が延期となったため、復帰公演がこの上海公演となった。

オープニングSEが鳴り、バンドメンバーに続いて、YORKE.そしてTa_2 が登場すると、大歓声が上がった。初の上海公演ということもあり、序盤は少し戸惑いながらも、楽しんでいる様子を見せるオーディエンスだったが、Ta_2（vo）がMCで煽るたび、ステージと客席の距離感が縮まった。

メンバーはMCやキャンバスへのペイントで、中国のファンに向けたパフォーマンスをみせ、そして、ライブ後半戦に11月リリース予定の新曲が披露されると、オーディエンスのボルテージが急上昇。ハードなナンバーが続くブロックのあとに披露された「WALK」では、コール＆レスポンスとクラップで、盛り上がりはピークに達した。

さらに、アンコールを求める“OCDコール”中には、2009年10月21日にCDデビューをした彼らにとってのデビュー記念日を祝うため、ファンがサプライズで用意した「OLDCODEX 7周年」と描かれた布を、客席にいる1人ひとりがそれぞれにステージに向けて掲げ、メンバーの再登場を待ちわびた。そして、ステージに再び登場したTa_2とYORKE.は、そのサプライズに驚きの様子を隠せず、驚きとともに喜びの笑顔を見せた。

アンコール曲含め上海公演すべてを完走。初の上海公演は、会場全体の笑顔で締めくくられた。

今年、2度目の日本武道館公演を成功させ、6月には4枚目のアルバムとして、シングルコレクションをリリースし、オリコンウィークリー3位と自身最高記録を更新。そして、自身最大規模のライブツアーを敢行。海外からの呼び声もさらに大きくなり、さらなる活躍が期待されるOLDCODEX。

山口公演でのアクシデントや福岡公演の延期発表もあり、心配される声も上がったが、10月28日には幕張メッセにて開催される『HALLOWEEN PARTY2016』に出演予定。国内のツアーも再スタートし、翌週にはKNOT FESTへの出演も決定。さらに、年末には『COUNT DOWN JAPAN16/17』への出演決定も発表されている。

また海外公演として、12月にソウル公演も決定。この先も精力的な活動が続きそうだ。