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【寄稿コラム】パチンコ業界がイメージアップを図るなら換金をやめるか合法化するか、都合のいい現状をそのまま認めろというのは虫が良すぎる

知り合いのジャーナリストからパチンコ業界の展望などを聞かれる。そうして話している内に「公営ギャンブルに比べてイメージが良くないのはなぜか」という話に。

その際、彼は次のように断言していた。「理由は簡単で、ギャンブルなのにギャンブルじゃないと言い張っているからだ」と。

パチンコは遊技、表向きの建てつけはそうなっている。だから遊技だと強弁することもできるが、もちろん実質は異なるもの。任天堂やソニーなどのゲーム機人気とは明らかに隔絶し、ゲームセンターにも水をあけられている。それは全て換金できるから。

一方で、公営ギャンブルと比較するとグレーゾーン故の縛りが大きい。公営ギャンブルでは認められているイベントや宣伝広告、ネット活用による集客増を指をくわえて見ているほかはない。もちろんカジノそのものの持つ華やかなイメージ戦略からも程遠いままに。

ではどうするべきか。「仮にゲームの世界にとどまるなら換金をやめるべき。でもそうなったら業界は成立しない。だから難しい。そして換金を合法化すれば法的縛りはもちろん相当厳しくなる。曖昧な立場のまま、両方の美味しいところを食べ続けてきたのが今の姿でしょ」と前述のジャーナリストが厳しく語る。

イメージアップを図るなら換金をやめるか合法化するか。都合のいい現状をそのまま認めろというのは虫が良すぎる、と。正論。


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(コメント数:225件)


コメント:2件 コメントを書く

  1. イメージアップは図らなくていいのではないでしょうか。健全化なんてお金のむしり先が、反社からお上に代わるだけ、お役人様は新たな儲けを開拓する能が無いから、どっかにある仕組みを持ってきて締め付けるのだ。そして市場を広めようとなんて考えが全くない。

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  2. 警察利権ですよ。諸悪の根源は警察ですから。
    警察が甘い汁をたっぷりと吸うには限りなく違法に近いグレーが一番都合が良い。いざとなれば違法だからと取り上げたらいいですから。それでは業界の人困るでしょ?どうするか?警察のご機嫌を取るわけです。そこでOB雇ったり、癒着が生じるわけですよ。

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