砥部分校寮建設費 CFで

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ふるさと納税活用 町、4月1日開始

 砥部町は、県立松山南高砥部分校の寮建設費に充てるため、ふるさと納税を活用したクラウドファンディング(CF)を4月1日に開始すると発表した。

 砥部分校は、少子化に伴う県立高校の再編をめぐり、2022年7月に県教育委員会が公表した「県立学校振興計画案」で、伊予高校(松前町)に統合するとされた。しかし、町の人口を超える反対署名や地元が県に示した存続のための代替案が評価され、5年間の猶予期間が設けられた。

 25年度にゲームクリエーションコース(仮称)を新設し、定員を40人から80人に増員。全国から生徒を募集する見通しで、町は通学が困難な生徒のための寮の建設を計画している。

 総工費は8億円。鉄骨2階建てで、全45室にトイレと風呂を設ける。建設費は地方債と基金の取り崩しで賄う予定で、財政負担を軽減するため、町はCFを行うことにした。

 町企画政策課は「分校の実情を知ってもらい、可能な限り多くの人の賛同を得られれば」としている。

 プロジェクト名は「教育寮(仮称)建設プロジェクト」。インターネットのふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」で4月1日~6月30日に募集し、目標額を3000万円に設定する。問い合わせは同課(089・962・7250)。

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