Vineyards near Salem, © Bob Pool
キャンバスに描かれた絵のように美しい、自然に恵まれた豊かなウィラメットバレーは、西部開拓者たちが夢にまで見た「約束の地」。コースト山脈とカスケード山脈に囲まれたこの草原は、地域全体を流れるウィラメット川から名付けられました。オレゴントレイルを経て約8万人が移住したこの土地には、パイオニア時代の名残ある、築100年以上の古い農家が今でも残っています。また、この地域は、野菜、フルーツ、生花、またハーブ、木の実、クリスマスツリー用の木など、さまざまな農作物の生産地としても有名です。
現在の冒険家たちは、数え切れないほどのアクティビティーを自然の中で満喫するために、あるいはモダンな街々を探検するためにこの地を訪れるのかもしれません。また、ウィラメットバレーといえば、ワイナリー(ワイン醸造所)の数だけでも60を超える、オレゴンを代表する有名なワインの産地です。ピノ・ノワール、ピノ・グリー、リースリングなどの品種は、世界的に賞賛を浴びています。特におすすめなのが、セピア色したビンヤード(ぶどう園)を眺めながらドライブするワイナリーめぐり。オレゴンワイン生産業協会から便利な地図付きのワイナリーガイドが無料で発行されていますので地図を片手に、素敵なワインをめぐる旅をお楽しみください。ウィラメットバレーに関するさらに詳しい情報は、サイト内の 「観光案内所一覧」 ページにリストされている各商工会議所やビジターセンターへお問い合わせください。