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光ディスク（CD-R、MD）を増産
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1998年11月26日
TDK株式会社(社長 澤部 肇)は光ディスクの予想を上回る需要の増加に対応する為に設備の増強をはかり増産いたします。CD-Rは現在の生産能力 850万枚を '99年春まで 40%アップして 1,200万枚体制に、また、MDも現在の生産能力 300万枚を '99年春まで 57%アップして 470万枚体制にいたします。
年初、今年度のCD-Rの世界需要は前年比 76%アップの年間3億2千万枚と見ておりました。しかし、実需ベースでは前年の2〜3倍の勢いで伸びており、世界需要を6億枚台と大幅に上方修正いたしました。'99年以降も需要は順調に伸びるものと見ております。この理由はデータ用としてCD-Rの用途が多様化している事と今後、音楽用としても需要が拡大する事があげられます。地域別には欧州の需要が特に旺盛で今後は世界需要の半分を欧州市場が占めるものとみております。
当社の CD-Rの生産能力は千曲川工場、月産 430万枚、米国ジョージア工場260万枚、欧州ルクセンブルグ工場 160万枚の計 850万枚ですが、需要の急増に対応するため、各工場の生産の効率化をはかり1千万枚のフル稼働を続けております。しかし、需要の急増に追いつかず設備の増強をはかり増産する事にいたしました。'99年春時点で、千曲川工場 500万枚、ジョージア工場350万枚、ルクセンブルグ工場350万枚、計1、200万枚の生産体制となります。
一方、MDも世界需要が '98年、前年比 72%アップの年間 1億 2千万枚と急成長、'99年も67%成長し 1億 8千万枚になると見込んでおります。MDは形状が小さく携帯に便利で、編集も容易な事から日本市場で急成長しておりますが、欧州市場でも市場が拡大しつつあります。
当社は現在、千曲川工場で月産 300万枚の生産をしておりますが、'99年1月より、ルクセンブルグ工場での生産をスタートさせます。生産能力は 70万枚です。さらに 4月には千曲川工場の生産能力を効率化を計る事により 400万枚に増強いたします。'99年4月には両工場合わせて 470万枚の生産体制となります。
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この件に関するお問い合わせは
株式広報部 片山、畠山
Tel. 03-5201-7102
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