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 特設ページ/再生・活性化目指す今夏の函館駅前・大門商店街
 
TMOホームページへ

函館初のインターネットカフェ、エスイーシーの「Hot Web csfe」オープン!
未来大のサテライト「FUN BOX」と市のIT支援「e スペースはこだて」も

全体的になかなかの出来映え/オープンセレモニー、開所式とテープカット


 函館駅前、棒二森屋向かいのTMOビルの1階に、(株)エスイーシーがテナントとして経営のインターネットカフェ「Hot Web cafe」、2階に公立はこだて未来大学のサテライトオフィスFUN、愛称「FUN BOX」、そして5階に函館市のIT支援のインキュベータ施設「e スペースはこだて」が完成し、7月26日午前10時から同ビル内で3施設合同の開所式が行われるとともに、1階のインターネットカフェ正面前でテープカットをしてオープンした。

 オープンセレモニーの開所式は、中村寛函館市商工観光部長の司会で始まり、設置者である市の井上博司市長に代わって三ツ谷富夫助役が式辞、高野洋蔵函館商工会議所会頭が来賓祝辞を述べた。

 次いで、施設関係者あいさつとしてまず伊東敬祐未来大学長が、
「開学して2年も経たないうちに関係者皆さんのお力添えで大学のサテライトスタジオが実現した。駅前の人が集まるところに出来、これによっていろんな形での活用が考えられ、産学官連携の中核としてIT産業が発展することが期待される」と語り、また、市や地元の要望に応え、インターネットカフェを開設したエスイーシーの沼崎弥太郎社長(写真)が、
「このカフェのオープンに当たっては、一つに地域の活性化につながればということであり、もう一つはIT の啓蒙活動になればとの思いで開設した。函館で初めてのインターネットカフェであり、サッポロバレーに負けないような施設になるよう努力したい」と述べた。

 このあと、TMOビル1階正面で高野会頭、沼崎社長、三ツ谷助役、伊東学長、渡辺良三はこだてTMO社長、ほか渡島支庁長、函館圏公立大学広域連合議会議長、(財)函館地域産業振興財団理事長らによってテープカットが行われ、晴れのオープンとなった。

  ☆  ☆  ☆

 当初、ビル自体が古く、手狭でもあってどうなるものかと懸念もされたTMOビルにおけるこれら3大施設の開設であったが、出来映えはなかなかのもので、まず1階のエスイーシーのインターネットカフェは、デザインセンスよろしく爽やか、IT関連ならではの素敵なカフェが誕生した。
 1階と中2階部分にしゃれたテーブル、イスが配置され、1階部分がカフェゾーンで、ホームページ閲覧用PC6台と大型スクリーンディスプレイ1台が置かれ、中2階部分はワークショップゾーンとして映像・音声編集用PC6台が並べられ、コーヒーを飲みながらインターネット、パソコンが楽しめるようになっている。

 正面全てガラス張りで、その一角には大型ディスプレイで、テレビニュースなども映し出されるようになっていて、外から見れるようになっており一目を引く。
 中2階のワークショップゾーンの時間貸し(1時間4千円)、カフェ全体スペースの時間貸し(1時間8千円)も行う。ちなみに、一般来店者はワンドリンクたったの300円。HotWeb会員は200円。
 若い人、学生たちのグループ会合、デートにもピッタシ新感覚のインターネットカフェだ。

 2階の未来大サテライトオフィス「FUN BOX」(写真左上)も、あまり狭さを感じさせない装いのスタジオとしてお目見え。未来大と通信回線で結ばれ、ちょっとした少人数の講習会、ワークショップに大いに役立ちそうで、産学官の会合、打ち合わせに使える。

 5階のIT支援賃貸オフィス「e スペースはこだて」(写真左)にあっても、白を基調として明るく、3室がすっきり出来上がった。月額1万5千円の家賃とあって、「すでに、利用したいという希望がある」(市関係者)という。
(7.26)
※エスイーシー・インターネットカフェ「Hot Web cafe」ホームページ



合同学生祭「大門祭」2日目/フォーラム「函館の将来を考える」開催 22日午後1時半ころ
グリーンプラザの整備事業などを含めて駅前・大門の今後を語り合う

 





学生たちの合同祭「大門祭21日午後1時頃スナップ

  いか踊り耐久世界大会
※かってのさいかデパート・市電通りにはられた
地元学生達の合同学園祭「大門祭」の巨大ポスター。

  

 


エスイーシーのインターネットカフェ「SEC Hotweb カフェ」26日開店!

同時に、TMOビルまるごと開設OKで、IT支援関連の起業化を支援する
「インキュベータ」と未来大の「サテライトオフィス」もオープン


 函館駅前、棒二森屋向かいのTMOビルで、IT支援関連の「起業化を支援するインキュベータ」と「公立はこだて未来大学のサテライトオフィス」、さらには同ビル1階の(株)エスイーシー経営の「インターネットカフェ」が完成の運びとなり、7月26日(木)にTMOビルごと全体一挙にオープンする。

 26日は、午前9時半から同ビル1階のインターネットカフェ「SEC Hotweb カフェ」で商売繁盛の安全祈願祭を行った後、同10時半から同ビル4階会議室で合同のオープンセレモニーが開催される。

 セレモニーでは、井上博司函館市長の式辞、高野洋蔵函館商工会議所会頭の来賓祝辞、祝電披露、設置者を代表し、伊東敬祐未来大学長と沼崎弥太郎エスイーシー社長が各あいさつすることになっている。

 次いで、井上市長や高野会頭、沼崎社長、伊東学長、渡辺良三はこだてTMO社長、ほか渡島支庁長、函館圏公立大学広域連合議会議長、(財)函館地域産業振興財団理事長らによるテープカットが行われ、オープンとなる。

 一般公開は、同日午後2時から5時まで、さらに27日(10時から5時)、28日(10時から3時)にも行われる。(7.19)



TMOチャレンジショップ「大門屋」期待を担ってオープン!
個性いっぱいの小さなお店・9店


 函館駅前・大門地区商店街の再生を目指す第三セクター、TMOの空き店舗対策事業であるチャレンジショップが「大門屋」と名打って、関係者らの懸命な努力で18日、開店の運びとなり、午後1時からテープカットなど行い、期待のうちにオープンした。

 場所は、大門グリーンプラザ沿い、「カメラのニセコ」の隣りで、「大門フタバヤ」との間。2階建て店舗になっている。新規開業のいわゆる起業家が2〜3坪単位のスペースをTMOから格安で賃貸し、9店舗が開店した。

 午後1時の開店前には3百人余が列をなし、TMO社長で同地区商店街の函館都心商店街振興組合理事長でもある渡辺良三氏のあいさつのあと、高野洋蔵函館商工会議所会頭、三ツ谷富夫函館市助役らがテープカットし、オープニングとなった。先着の3百人には紅白のもちが配られた。

 開店した9つの店は、
★古着ショップ「Potos(ポトス)」
★フッションスペース「adorateur(アドラトゥール)」
★ビーズ小物・絵「ももぞう」
★フォーマルウェア「オリジナル モードクラフト」
★インテリア磁器・絵付け「ホワイト・ベル」
★PC周辺機器・デジタルグッズ「電脳雑貨屋」
★しゃぼん玉石けん「Magic Butterfly」
★ジュエリー&アートクレイシルバー「あるけみー」
★デザイナーズインテリア「MODERN・SPACE」
 という具合で、いずれも個性がいっぱいのお店。小さなお店だが、大いなる商売意欲を持って大門の再生・活性化の一員となればとこの日のオープンにこぎつけた。

 真夏を迎え、また函館の夏・最大のイベントである「はこだて港まつり」を前にして、このTMOのチャレンジショップ開店を皮切りに、今夏の大門は各種イベントが目白押し。祭日の20日から3日間にわたって市内の未来大などの大学生や専門学校生らが集まって、同地区の再生に一役買おうと合同学園祭「大門祭」がグリーンプラザをメーン会場に繰り広げられるほか、同じく20日から29日まではビアパークや屋台、夜店などが常設する「大門フェスタ」が開催され、振興組合加盟の約120店で特売セールも行われる。
(7.18)

 




















【大門祭スケジュール/7月21〜23日】大門祭実行委員会
<20日・金>
◇ステージ
▽17時 Disco Classic Night In Daimon

<21日・土>
◆ステージ
▽12時 オープニング/バンドコンテスト
▽16時 ひのき屋太鼓
▽16時半頃 YOSAKOIソーラン
▽18時半過ぎ Disco Classic Night In Daimon
◆旧さいかデパートなど
▽10時 函館の未来展(旧さいか壁画)、企業ブース(NHKなど)
▽12時 いか踊り耐久世界大会(グリーンプラザAブロック)
    模擬店(アーケード内)

<23日・日>
◆ステージ
▽12時 マキシマム 
▽13時 コーディネートコンテスト
▽14時 ギリヤーク尼ヶ崎(グリーンプラザAブロック)
▽17時 バンドライブ
▽18時 グランドフィナーレ
◆旧さいかデパートなど
▽10時 函館の未来展(旧さいか壁画)、企業ブース(NHKなど)、模擬店
▽13時 フォーラム「函館の将来を考える」
▽15時 函館の未来展(旧さいか壁画)
▽15時半過ぎ いかそうめん早食い世界大会

  

大門<はしからはしまで>サンフェスタ】
 函館都心商店街振興組合創立30周年記念
<7月20日〜29日>
 期間中、大道芸人や花火大会(シーポートプラザ)、学生祭りに、夜の朝市、ちびっこ洋大会で
お客さんに楽しんでもらう。
▽連日15時〜22時 チャリティー・ビアパーク(グリーンプラザ)
▽連日16時〜19時 大門ナイトバザール<夜の朝市>産地直送格安販売
▽29日10時〜14時 ちびっこ(中学生)ビプレードバトル大会(グリーンプラザBブロック)

【大門まつり前夜祭】
▽7月20日〜22日18時スタート

【大門ナイトバザール】
▽7月28日(土)夕 



※以下、最近の関連記事(当サイト地域経済のページから)

今夏の大門は各種イベントが目白押し!
7月中旬以降、チャレンジショップ「大門屋」のオープンを皮切りに
合同学園祭「大門祭」、「大門フェスタ」等々

 再生に懸命に取り組む大門商店街の函館都心商店街振興組合(渡辺良三理事長)が夏場を迎えて各種イベント開催を次々繰り出している。同組合が創立して今年で30周年ということでもあり、また、TMO事業として空き店舗利用のチャレンジショップを今夏オープンさせることもあって取り組みにも熱が入っている。

 この6月23・24日と、市住宅都市施設公社など主催による恒例の「花と緑のフェスティバル2001」が大門グリーンプラザで開かれたのに合わせて、23日には今年で5年目に入る「ナイトバザール」もスタート、毎月第4土曜日の夕方開催ということで、次回は7月28日開かれる。

 今後、7月中旬以降、各種イベントが目白押しで、まず18日(水)にはTMOのチャレンジショップ「大門屋」が注目のうちにオープンするのをはじめ、20日から3日間は市内の大学生、専門学校生らが大門の再生、活性化に一役買おうと新企画として合同学園祭「大門祭」を繰り広げる。市内の若い人が大勢集まるのではと期待される。

 この間、7月20日から港まつり3日前の29日までは、「大門フェスタ」ということでビアパークや屋台などが常設される。この企画も今年初のもので、チャレンジショップの開店や学生たちの大門祭などを後押ししようといった打ち出しになっている。

 これらのイベントを経て、8月1日からの函館の夏の最大イベント、港まつりになだれ込もうという具合で、大門商店街に元気を取り戻そうと一生懸命。
 この心意気があってこそ、市民も大門に足を向けそうだ。
(6.26)


TMOのチャレンジショップ、大門グリーンプラザ・カメラのニセコ並びに
「大門屋」の名前で9〜10店舗が7月18日オープンへ


 函館駅前・大門地区の活性化事業を担う第三セクター、はこだてティーエムオー(TMO)が打ち出した新事業のチャレンジショップの店名が先般までに、「大門屋」と決定し、9〜10店舗が7月18日にオープンの見通しとなっている。

 このチャレンジショップは、2〜3坪単位にした15区画くらいの用意した店舗を、新規に商売を始めたいという起業家を目指す人に格安で貸し出すことで、大門再生の一つの目玉事業にしようと取り組みがスタート。公募の結果、これまでに9店舗の出店が決まり、さらに1店が出店の意向を示す中で調整が行われている様子。
 場所は、旧さいかデパート近くの大門グリーンプラザに面した(カメラのニセコ並び)空き店舗と決定し、全体の店舗名は「大門屋」で、7月18日開店で改装工事の運びとなった。

 で、出店の9店舗の営業内容は、
▽古着/ジーンズ、Tシャツなど
▽せっけん・海産物/無添加せっけん、海産物のカタログ販売
▽PC周辺機器/パソコン周辺機器、デジタルオーディオ
▽衣料品/若者向けカジュアル
▽雑貨/インテリア磁器、磁器作りの体験
▽雑貨/ビーズ、アクセサリー、室内飾り絵
▽オリジナル用品/礼服、コートなど
▽いす/デザイナーいす、アンティーク小物
▽アートクレイシルバー/オリジナルジュエリー、製作体験
 となっており、検討中のもう1店はタイなどのエステニック衣料品という。

 年間を通して一番のにぎわいになる函館港まつりを約2週間ほど前にしてオープンし、一気に盛り上げようという意向にもあるようだ。
(6.20) 


市のIT起業家支援事業のための賃貸オフィスや未来大のサテライトが開設される
TMOビル1階にエスイーシーがインターネットカフェを7月中旬にも開店

函館市がIT起業家支援事業のための賃貸オフィスを開設することを打ち出し、その開設場所としてはこだてティーエムオー(TMO)の強い要請を受けてJR函館駅前・若松町18(棒二森屋向かい)のTMOビル(5階建て、各フロア81・11平方メートル、延べ444・61平方メートル)を決定する一方、1階部分にソフト開発などの地場最大の情報総合企業、(株)エスイーシー(沼崎弥太郎社長)がショップを開設することになっていたが、先般までにエスイーシーは、インターネットカフェを7月中旬にもオープンさせることを決定した。

 同ビル5階は市のIT起業家支援事業のための賃貸オフィス、2階部分は公立はこだて未来大学のサテライト会議室になることがすでに決まっており、今回の1階のエスイーシーによるネットカフェ決定相まって、同ビルは規模こそ小さいが、LAN整備などされたインテリジェントビルになる見通しとなった。

 エスイーシーの計画によると、1階部分と中2階部分合わせてカフェの店舗面積は約25坪くらいといい、ここにパソコン20台、いす20席を設けたシンプルで、明るい雰囲気を存分に演出した形、造りの開放的なインターネットカフェにするという。

 飲み物料金だけでインターネットを気軽に楽しめるものにするとし、広く市民、観光客も利用でき、インターネット利用を通じ、函館・道南観光、イベント、ビジネスなどの情報が得られるような憩いの場にしたいとしている。

 駐車場がなく、ブルの入口に難点があるなど問題も多いTMOビルだが、1階のインターネットカフェは、目下の計画では斬新さも見受けられ、駅前の新しい「顔」、地区初めてのネットカフェとして期待できそうだ。
(5.29)