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アルゼがSNK株主より損害賠償請求
11/02/2001
 11月1日(木)、アルゼが、10月30日(水)に破産宣告を受けた子会社エス・エヌ・ケイの株主より、エス・エヌ・ケイ取締役5名とともに損害賠償請求訴訟の提起を受けたことを明らかにした。
 損害賠償請求額は275億円。訴状が提起されたのは6月27日(水)であり状況が注目されていたが、10月30日の破産宣告を受け、発表された。
 原告側の主張は、エス・エヌ・ケイが破産宣告を受けた理由は、エス・エヌ・ケイ取締役5名がアルゼに対し不当に安い第三者割当増資を行ったため、というもの。アルゼは平成12年2月に、経営難に陥ったエス・エヌ・ケイの筆頭株主となり、再建のためにエス・エヌ・ケイが発行した株式を買い取る第三者割当増資を引きうけた。訴訟内容によると、平成11年12月にエス・エヌ・ケイ・が行った第三者割当増資が1株6,500円だったのに対し、アルゼが受けた株式の譲渡価格は1株1,000円。原告はこの価格が不当に廉価だとしている。
 アルゼは、株式の価格は第三者である監査法人が適正とする評価額であること、そしてエス・エヌ・ケイが民事再生手続きをしたのが資本参加した1年後の平成13年3月であるため、不適正な価格の評価ができるものではないというふたつの理由から、訴訟の影響はないという発表をしている。
 なお、同原告は平成13年の4月に一度同じ訴状を出し、取り下げた経緯がある。


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