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トップ10速報
過去のランキングが1年まるごとご覧いただけるようになりました。去年ヒットした 映画は? とふと疑問に思ったときに便利です。最新ランキングと併せてお使いください。毎週火曜日更新。

 

トップ10速報 10月29日更新
毎週火曜日更新
全米、および国内のボックスオフィス速報
駒井尚文 (編集部)
全米ボックスオフィス速報国内はこちら
10月29日発表(毎週火曜日アップデート)
全米週末興行成績 2002年10月25日〜27日
(金額は見積です。興収確定後、順位が変動する場合があります。先週の順位は確定後のもの)
今週
順位
先週 タイトル/邦題 配給(日本配給) スクリ
ーン数
上映週 週末の興収($) 累計興収($)
1

Jackass: the movie

Paramount 2509 1 22,700,000 22,700,000
2
1

The Ring
「ザ・リング」

Dreamworks
(アスミック)
2634 2 18,800,000 39,700,000
3

Ghost Ship
「ゴースト・シップ(原)」

Waner
Bros.
(ワーナー)

2787 1 11,715,000 11,715,000
4
2

Sweet Home Alabama
「メラニーは行く!」

Buena Vista
(ブエナビスタ)
3182 5 6,400,000 107,200,000
5
4

My Big Fat Greek Wedding

IFC Films 1967 28 6,315,922 177,804,869
6
3 Red Dragon
「レッド・ドラゴン」
Universal
(UIP)
2886 4 4,719,000 84,976,000
7
15 Punch-Drunk Love
「パンチドランク・ラブ(原)」
Sony
(東宝東和)
481 3 3,500,000 6,050,000
8
9 Josh: A VeggieTales Movies Artisan 1625 4 2,900,000 19,700,000
9
6 The Transporter
「トランスポーター」
Fox
(アスミック)
1880 3 2,845,000 21,504,000
10
5 Brown Sugar Fox Searchlight 1149 3 2,775,000 22,340,000

■MTVの人気番組「Jackass」の映画版が1位。「ザ・リング」は2位
 MTVがオンエアする究極のおバカ番組「Jackass」の映画版「Jackass: the Movie」が、全米の若者(馬鹿者?)たちの圧倒的な支持を受けて首位デビュー。「マルコヴィッチの穴」でもおなじみスパイク・ジョーンズが製作に参加するこの番組は、お下劣なドッキリカメラみたいなもの。主演のジョニー・ノックスビルの体を張った痛いパフォーマンスが人気だが、果たして、日本公開は実現するか? 今週は2位に落ちたものの、先週よりスクリーンを653増やした「ザ・リング」は、週末の興収を25%もアップさせるという快挙を成し遂げた。この勢いを維持できれば、興収1億ドルも夢ではない。3位の「ゴースト・シップ」は、一昨年の「TATARI」、昨年の「13ゴースト」に次ぐ、ダーク・キャッスル製のホラー。ちなみにダーク・キャッスルというのは、ジョエル・シルバーとロバート・ゼメキスが設立したホラー映画専門プロダクション。以下、4位の「メラニーは行く!」は興収1億ドルクリア。5位の「グリーク・ウェディング」は2億ドルを射程に捉えている。そして6位の「レッド・ドラゴン」は1億ドルがちょっと難しくなってきた。15位から7位にジャンプアップしてきた「パンチドランク・ラブ」は、ポール・トーマス・アンダーソン監督の最新作。主演にアダム・サンドラーってのがなかなか微妙。

Jackass: the movie オフィシャルサイト(英語)
Ghost Ship オフィシャルサイト(英語)
Punch-Drunk Love オフィシャルサイト(英語)



国内ボックスオフィス速報全米はこちら
10月29日発表(毎週火曜日アップデート)

全国週末興行成績 2002年10月26日&27日
(東京・横浜・川崎・大阪・京都・神戸・名古屋・福岡・札幌=全国9大都市集計) 興行通信社提供

今週
順位
先週 タイトル 配給 公開劇場 上映週 上映館数
1

トリプルX

東宝東和

日劇3ほか東宝系

1 19
2
2

ロード・トゥ・パーディション

フォックス

日劇1ほか東宝系

4 21
3
3

Dolls(ドールズ)

松竹/オフィス北野

丸の内ピカデリー2ほか松竹系

3 16
4
1 9デイズ ブエナビスタ

丸の内ルーブルほか松竹・東急系

2 18
5
4 サイン ブエナビスタ 日比谷スカラ座1ほか東宝系 6 19
6
5 OUT フォックス 丸の内プラゼールほか松竹系 2 15
7
6 凶気の桜 東映 丸の内シャンゼリゼほか東映系 2 13
8
7 阿弥陀堂だより 東宝/アスミック みゆき座ほか東宝系 4 11
9
8 クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア ワーナー 渋谷東急ほか松竹・東急系 3 11
10
9 明日があるさTHE MOVIE 東宝 日劇2ほか東宝系 4 12
※今週より、集計対象となる劇場が都内5地区から全国9大都市に拡大されました。

■「トリプルX」首位デビューも、話題はトム&スピルバーグ?
 土曜日に開幕した日本シリーズは、あっけないほど簡単に巨人が連勝したわけだが、国内ランキングの方はというと、先週の首位「9デイズ」が一気に転落し、初登場の「トリプルX」が首位をもぎ取った。とは言え、この週末はやはり東京国際映画祭に現れたトム・クルーズ&スピルバーグの話題が一番大きかったのは間違いない。ところで、ランキング情報の提供元である興行通信社の通達により、今回からランキングの集計対象が、東京都内5地区から全国9都市(東京・横浜・川崎・大阪・京都・神戸・名古屋・福岡・札幌)に変更になった。「東京中心部における稼働率の高さ」という相対的な評価から、「全国9都市の上映劇場における総動員数」という、これまでよりは多少絶対的な評価に変わることになる。ちなみに上の表は新しい9都市集計での順位だが、今回併せて編集部に届いた、先週までと同じ東京5地区の順位を紹介すると、1位「トリプルX」、2位「ロード・トゥ・パーディション」、3位「Dolls」、4位「凶気の桜」、5位「9デイズ」、6位「サイン」、7位「OUT」、8位「スズメバチ」、9位「阿弥陀堂だより」、10位「明日があるさ」。微妙な違いがお判りいただけるだろうか? 基本的には、公開館数の多い映画が有利になる。もちろん、それで当たり前なのだが。

「トリプルX」オフィシャルサイト
「スズメバチ」オフィシャルサイト

 

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