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                                                        平成11年7月26日

     ┌──────   多摩川園〜蒲田間において  ───────┐      
     └────── 池上線方式のワンマン運転を計画 ───────┘      

                                                  東京急行電鉄株式会社

 東京急行電鉄(本社:東京都渋谷区、社長:清水 仁)では、平成12年秋
に予定している目黒駅での営団南北線、都営三田線との相互直通運転開始に伴
い、目蒲線の運行系統を目黒〜蒲田間から、目黒〜武蔵小杉間と多摩川園〜蒲
田間に変更し、多摩川園〜蒲田間において池上線方式のワンマン運転を実施す
る計画です。
 当社では、鉄道事業のより一層の効率化を図るために、昨年3月から池上線
においてワンマン運転を実施しています。池上線で実施しているワンマン運転
は、到着時・出発時の安全をホーム上に設置したホーム柵と光センサーを利用
したホームセンサーで確保し、運転士が運転席に設置されたモニターテレビで
利用者の乗降状況を確認してドアの開閉を行うものです。また、ホーム柵を設
置したことで、ホーム上の乗降部が決まっていることから、運転士が列車を停
止位置に停止させるために定位置停止支援装置(TASC)を設備しています
。以上のような運行支援システムを構築できたことで、車掌が乗務しているの
と同等の安全性が確保されています。
 今回、多摩川園〜蒲田間で計画しているワンマン運転には、この池上線方式
を採用する予定です。また、現在の4両編成運転を池上線と同じ3両編成運転
とします。なお、朝夕のラッシュ時間帯には、列車の増発を行う計画です。
 駅施設においては、スロープの設置などの利便性向上策を図っていく予定で
す。
 「池上線方式のワンマン運転」の概要は次のとおりです。

       「池上線方式のワンマン運転」の概要

1.設   備
 ?ホーム柵・ホームセンサー
  列車のホーム到着・出発時において、利用者の安全を確保するための装置です。
  ○利用者がセンサーを遮った場合、下記の機能が働きます。
   ・列車進入時
     自動放送(「白線の内側へおさがりください。」)により警告します。
   ・乗降終了後から発車まで
     列車を発車させるための回路が遮断されており、列車は発車できません。
   ・発車後
     列車は直ちに停止します。
 ?車載モニターテレビ
  ドアの開閉時などにホーム上の利用者の状況を運転士が把握するための装置です。
   ・地上装置
     ホーム上に設置された2台のカメラが画像を無線で車上装置に送ります。
   ・車上装置
     地上装置から送られてきた画像を運転席右側のモニターテレビ(5.7インチ
     液晶モニター・2画面)に映し出します。
 ?定位置停止支援装置(TASC)
  運転士が列車を所定停止位置に停止させるための支援装置です。
 ?駅自動放送装置
  列車の接近放送を行うほか、列車の到着・出発時に利用者がホームセンサーを遮った
  場合に注意放送を行います。
 ?車内非常通報器
  各車両のドア付近に設置しているもので、車内で具合の悪い人が出た場合などの緊急
  時に利用者が直接、運転士または運輸司令所の職員と通話できる装置です。

2.動作手順
 ?列車接近時に「電車がまいります。白線の内側へおさがりください。」の自動放送が
  流れます。
  ※ホームセンサーを遮ると、「白線の内側へおさがりください。」の注意放送が流れ
   ます。
 ?列車停止後、運転士がドアを開けます。
 ?利用者の乗降終了を車載モニターテレビで確認し、運転士がドアを閉めます。
 ?運転士はドアが完全に閉まったことと、ホームセンサーに異常がないことを確認しま
  す。
  ※ドアが閉まっていなかったり、ホームセンサーを遮ると、列車は動くことができな
   いようになっています。
 ?運転士は車載モニターテレビによりホーム上の安全を確認した上で、列車を発車させ
  ます。
 ?列車が発車してからホームを離れるまでの間に利用者がホームセンサーを遮ると、列
  車は直ちに停止します。


                                     以 上
                                 

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