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札 幌 歴 史 案 内

好きですサッポロ♪
さぁ、みんなでコンサドーレ札幌を応援しよう!

   故郷は遠きにありて思うもの…。じゃあないと思うぞ。
    近くにありたいものだよな。

 札幌いろいろ
   北海道の道庁所在地。人口は平成12年12月で、182万人。78万世帯。
   市内の主用交通は、札幌市営地下鉄、JR、その他バスなど。  
   空港へのアクセスは、市内からのバス及びJR。



 札幌の歴史
   札幌の名は、「サッ・ポロ・ぺッ」のアイヌ語に由来する。
   単純に訳すると「大きな乾いた川」だと思うんだけれど、確認はしていない。
   
   明治4年。札幌本府つくりにその歴史ははじまる。
   当時の札幌は、豊平川をはさんで2戸の渡船場があり、大友亀太郎が大友堀(現在の創成川の一部)
   を掘って開いた場所もあったので。
   石狩平野に本府を置くのは、広い全道を統括するためには、函館では西南すぎるというような理由もあったらしい。

   明治4年、札幌開拓使庁。明治5年、開拓使札幌本庁開庁。
   明治5年には、薄野に遊郭をつくりはじめる。

   明治9年、現在の札幌ファクトリーの地に、開拓使麦酒醸造所が官設される。サッポロビールの前身。
   ビール製造の歴史は、東区北7条東8丁目、サッポロビール園隣の「開拓使麦酒記念館」で。

   明治11年、開拓使庁舎全焼。その後、明治21年、北海道開拓使庁舎落成。現在の北海道庁赤レンガである。

   明治13年、洋式の官設ホテル「豊平館」が、現在の札幌市民会館の場所に官設される。
   「豊平館」は、昭和33年、中島公園内に移築保存。現在、結婚式等に使われている。

   明治10年代後半の不況から、明治20年代には全道に移民が増加。
   
   鉄道の開通
   明治13年、手宮ー札幌間で鉄道が開通。明治14年には、札幌ー江別間。
   明治15年には、幌内まで開通。主目的は石炭の運搬。
   札幌ー手宮間を最初に走った陸蒸気は、アメリカ製で「義経号」「弁慶号」。のち「しずか号」も加わる。
   「しずか号」は現在小樽手宮の交通記念館で。

   屯田兵
   明治7年に屯田兵例則が制定され、琴似、発寒が第1中隊として、山鼻屯田が第2中隊とされる。

   西南戦争にも動員され、戦死者は54名。
   琴似神社他に屯田兵屋が保存されている。

   その後、しばらくは中断されたが、明治11年、14年に江別、篠路に入植。
   篠路はコサック式の寒冷地住宅であったが、建築費が高いためか、その後防寒住宅は建てられていない。

   札幌農学校
   開拓使仮学校が明治9年に官立農学校として、札幌に移設。現在の北2条西2丁目に農学校があった。
   マサチューセッツ農科大学教授のウィリアム・S・クラーク博士が招かれ、「良吏の育成」を目的に教育指導にあたる。
   クラーク博士の在札は8ヶ月。島松駅での「ボーイズ・ビー・アンビシャス」は有名。
   この翌年建てられた、農学校演舞場が現在の札幌時計台である。

   1期生に、佐藤昌介、大島正健。
   2期生に、内村鑑三、新渡戸稲三、宮部金吉らがいる。
   明治29年には有島武郎が入学している。その後、帝国大学に昇格した母校に教師として赴任。 
 



 ここに出てきた札幌の観光場所
  
  創成川
    ここは観光地ではないですが、札幌の基盤のもとになった川(もとは堀)です。
    南北に真直ぐに流れていた川は、南8条付近で曲がりだし、名前も鴨々川と変わります。

  札幌ファクトリー
    開拓使麦酒醸造所跡に建てられた(とはいっても、ファクトリーができたのは数年前ですが)
    町の中の町だそうです。詳しくはこちら。札幌市中央区北2条東4丁目。

  札幌ビール園
    ここで食べるとなぜか美味しいジンギスカン。食べ放題、飲み放題もありますが、女性、子供には向きません。
    詳しくはこちら
    
  開拓麦酒記念館
    札幌市東区北7条東9丁目。011−731−4368。サッポロビール(株)札幌工場内。
    年中無休、6〜8月 8:40〜16:40、その他は 9:00〜15:40。
    ただし工場が休みの場合には、ビールなどの試飲はできません。館内は見学できます。

    この建物は、明治23年『札幌精糖工場』として建てられ、明治36年にサッポロビールが買収。
    ビール製造の製麦工場として、昭和40年まで現役でした。
  
  北海道庁赤レンガ
    北海道庁旧本庁舎。札幌市中央区北3条西5丁目。国の重要文化財。
    明治42年、レンガの壁を残して焼失。復旧工事完成は明治44年。
    昭和43年、開道100年を記念して、復元改修された。
 
  豊平館
    札幌市中央区中島公園内。国の重要文化財。創建の場所は、中央区北1条西1丁目。
  
  屯田兵屋
    札幌市西区琴似1条7丁目には琴似屯田兵屋跡があり、その南東の琴似神社には古いままの琴似屯田兵屋が
    保存されている。
    また、北区新琴似8条3丁目には、新琴似屯田兵中隊本部(明治19年)が保存されている。2×4構造の元祖。
   
  札幌時計台
    札幌市中央区北1条西2丁目。
    市の中心部にあるにもかかわらず、札幌がはじめての人には見つけにくい場所にあります。
    かつてここに札幌農学校(北海道大学)があったという名残でしょうか。 

 

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