あの週の



先週までのホ・ホゥに戻る

98年1月28日付ヘッドライン
★ 
★ 
★ 
祝!ポッシュ・スパイス婚約!!
やっぱりやーんぴ!したアレックス
オアシス叩き売り


祝!ポッシュ・スパイス婚約!!

 ボッシュ・スパイスこと、ヴィクトリア・アダムス23才と、フットボールのイングランド代表、マンチェスター・ユナイテッドのミッド・フィールダー、デイヴィッド・ベッカム22才が、1月24日(土)に婚約したと発表した。
 その日、マンUを、FAカップ4回戦の勝利に導いたベッカムは、チェシャーにあるルーカリー・ホール・ホテルのスイートにて、LAから飛んできたポッシュにプロポーズ。ベッカムは、ブードル・アンド・ダンソーン宝石店製ダイヤモンド+金細工の特注婚約指輪をプレゼント。それを受けたポッシュは負けじと、先頃映画「スパイスワールド」のプロモーションでハリウッドを訪れていた際に作った、ヴァン・クリーフ&アーペルズの、金の帯の付いた6カラットのダイヤ指輪を、ベッカムに捧げた。
 10ヶ月にわたって、公に付き合ってきた2人は、両方の親に婚約は時間の問題と伝えていた。結婚は、ポッシュのスパイス・ガールズのワールド・ツアー終了と、なんといってもベッカムのワールド・カップの任務が終わってからの、年末になる模様である。2人の結婚は、1958年にビヴァリー・シスターズのジョイ・ビヴァリーが、イングランドのキャプテン、ビリー・ライトと結婚して以来最大の、ポップスターとフットボーラー結婚として英国で注目されている。
 先頃、自らの婚約を発表したスケアリーを含め、スパイス全員がブライドメイドになりたがっているという。
 若さ、美貌、才能に財産・・・お互いにすべてを持ち合わせたお2人さん、おめでとうござんす!


やっぱりやーんぴ!したアレックス

   ゲイ作家のデニス・クーパーの最新作品『Guide』の中にスミアーというブラーがモデルとなっているバンドが登場しているらしい。このために今回作家のクーパーとアレックスの対談がとあるジャーナル誌で企画された模様。最初はこの対談の出席に同意していたアレックスだったが、急遽取り止めたらしい。この作品中でアレックスと思われる人物はロヒポノールという薬物で意識不明にされ、その間にホモセクシュアルに攻撃されるという運命になっているようで、これを読んだ為かどうかは定かではないが今回のことの運びになったよう。こういう役をやらされているっていうのはあまりいい気持ちのするものではないでしょうねからね。


オアシス叩き売り

2月18日、ロンドンの有名オークショニアー、ボナムス主催のオークションにて、オアシスの 'Be Here Now' アルバムのジャケットに使われたプロップス(大、小道具)が売りに出されることになった。ジャケ写撮影にプロップスをレンタルした、STV社のジョージ・アプターが、針の無い大駅時計、テレビ、パーキング・メーター、巨大な鍵など、最低値が£200〜10,000という約20点を出展、競売にかけ、売り上げはBBCのチャリティー「チルドレン・イン・ニード」へいく事になっている。
 ノエル自身、サイン入りのエピフォーン・スーパーノヴァを寄付しており、こちらは最低値が£2,000だが、その倍ぐらいにはなることが予想される。その他オアシスは、ヴィデオのストーリー・ボード、サイン入りプラチナ、ゴールド・ディスク、他にもビートルズ、ジミヘン・グッズ、そして、ジンジャー・スパイス・ジェリーのブリーチド・ジーンズなどが、オークションにかけられる。  


ロバート・レッドフォード、コートニーに一喝

 先週もお伝えした、ニック・ブルームフィールドの問題ドキュメンタリー映画、「カート・アンド・コートニー」の上映阻止に力を入れているコートニー・ラヴに対して、サンダンス映画祭の主催者であるロバート・レッドフォードが、怒りを表した。
 彼は、「言論の自由から何かしらを得ている同じアーティストとして、他のアーティストが表現する作品を阻止しようともくろみるのは、皮肉としか言いようがない」と発言した。映画はブルームフィールドが、作品内で使用しているニルヴァーナとホールの曲の権利をクリヤーしていない事を理由に、上映されないことになったが、真実はコートニーが如何に映画内で表現されているかに不満であるかが、本当の理由であると憶測されている。
 先週末に、サンダンスのライバル映画祭であるスラムダンクで上映された同映画を観た評論家達は、コートニーの映画内のキャラクターに、かなりショックを受けた模様。「名声を得るためには、何にも屈しない女」に、コートニーは描かれているとか・・・くわばら、くわばら・・・


ヴァーヴのシングル騒動

  ヴァーヴの次回シングルは“Sonnet”が予定されており、発売は2月後半になるであろうとイギリスのラジオ局ラジオ1で先週公表された用だがバンド側はコレを否定した模様。“Sonnet ”は次のシングルのパッケージの一部として使用されるかもとのことです。


SFA、Bサイド・アルバム

 スーパー・ファーリー・アニマルズのファンには、嬉しいお知らせ。5月にシングルを出す予定の彼らは、9月にごろにBサイド曲を集めたアルバムもリリースするらしい。このアルバムには、絶対的なファンの指示を持つ 'The Man Don't Give A F***'、'Don't Be A Hero' 等が含まれる模様だが、最終的な選曲はまだこれからの模様。
 バンドは3月に、Echo & The Bunnymenと共に南アメリカ・ツアーで、ブラジル、チリ、アルゼンチンへとわたる。


家をくれ!コンピレーション

 3月9日から始まる、ホームレス救済のための「シェルター・ウィーク」のために、アーティスト達が曲を提供、'Gimme Shelter'というタイトルで、同日にリリースされる。
 参加アーティストは、ザ・プロディジー、キャスト、アッシュ、3カラーズ・レッド、60FT・ドールズ、ザ・ブー・ラドリーズ、ダブスター、リーフなどなど。殆どのアーティストが、ライヴ・ヴァージョン、又は新しいミックスなど、他でリリースされていないものを提供する。


ええっ?マドンナさんですか??

  マドンナが起動し始めました。彼女のニューシングル“Frozen”は2月23日WEAよりのリリース。そしてそれに引き続きアルバム“Ray Of Light”を3月2日に発売。彼女はイギリスのテレビ局BBC1の番組『The National Lottery Draw』の出演が決定しており、この時に新曲である“Frozen”を披露するようだ。またシングルにはウイリアム・オービットのリミックスも収録される。このニューアルバムでマドンナは以前、彼女の作曲パートナーであったパット・レオナルドと再びコンビを組み曲作りにあたった模様。
先週ロサンジェルスで行われた『American's Golden Globe』アウォードでプレゼンターとして現れた彼女に観客は息を呑んだとか。なんでも以前のイメージとはほど遠いヒッピースタイルで登場し、髪にはおさげがぶら下がっていたらしい。また随分と痩せて見えたそう。一体何が起こったのでしょうか?


ハッチェンスの検死結果発表遅れる

 今月頭に発表予定だった、マイケル・ハッチェンスの検死結果の公表が、2月6日に遅れることが発表になった。さらに、裁判所はこの結果をプライヴァシーの保護のために、ごく身内にしか伝えないことを言い渡した。
 これによって、マイケルの死因の真相が明かされるのが、また遠のいたと言えよう。


カール・パーキンス死す

 ロカビリーの大御所で、'Blue Suede Shoes' の作者である、カール・パーキンスが、1月19日未明テネシーはナッシュビルの病院で亡くなった。5週間前から心臓発作により入院していた彼は、享年65才であった。
 1932年にテネシーの黒人区域に生まれた彼は、父がシガー箱と、ほうきとワイヤーで作ったギターで音楽を始めた。1955年には、レーベル仲間のプレスリーと「ウェスタン・スウィング・ジャンボリー・ツアー」に参加、アメリカ中部にロックンロールを広めることに貢献。64年にはチャック・ベリーのバック・バンドで来英の際にビートルズと出会い、パーキンスのギター・スタイルは、彼らに多大な影響を与える。彼とビートルズ・メンバーは交友を続け、ポール・マッカートニーとスティービー・ワンダーの'Ebony And Ivory' では、バック・ギターも務めた。
 その他、ジョニー・キャッシュを含む、数々のバックで活躍、近年ではザ・ジュッズのヒット曲'Let Me Tell You About Love'を書いた。喉頭ガンを患ってはいたものの、死の直前まで演奏と、レコーディング活動を続けた。


チベットのヒーリングでティムの首も完治か?

 長い間首の損傷で悩まされていたジェームスのティム・ブースですが、なんでもその治療にチベットの特別な療法を用いていたそうです。昨年4月、6週間のアメリカツアー中、ステージ上で首を痛めたティムはツアーを続行することが出来ず、残りの公演をキャンセル、6週間の休養をドクターから言い渡された。しかし6週間経っても彼のケガは一向によくならず、完治しないままジェームスはロラパルーザ、レディング・フェスティバルに参加。ティムは首にギブスを巻いて登場しファンを驚かせた。その後もティムの首の痛みは続いていたようで、彼が物理療法を受けに行けるほど回復したのはつい先週だという。その間彼はチベットのヒーラー(癒しの治療を施す人)の治療を受けていたらしく、その効果は驚くべきものがあったそう。
 そしてとうとうジェームスが帰ってきます。彼らは先週ロンドンでアコースティックギグを行っていたようで、その観客にはバーナード・バトラー、オービタル、ゾーイ・ボール等の姿も見られたらしい。そこで彼らは2〜3の新曲も披露していたようで、その内の一つである“Destiny Dalling”がニューシングルとして3月2日リリースされる予定となっている。23日には待望のベストアルバム“The Best Of James”のリリースも決まっており、俺はやるぞ!とばかりにUKミニツアーも決定しました。4月11日マンチェスター・アポロからのスタートで、13日グラスゴー・バロウランズ、14日ドンカスター・ドーム、17日ロンドン・ブリクストンアカデミーの4公演となっている。今回のショウではアコースティックセットも組まれているようだ。ニューアルバムのリリースは秋頃になりそう。  


スピリチュアライズドのケイト、いまだに療養中

 スピリチュアライズドのジェイソン・ピアースが、バンドメンバーであり、元ガールフレンドであるケイト・ラドリーが、いまだに復帰していないことについて、彼女がいぜんとして療養中であることを明らかにした。
 ピアースは、ケイトがまだメンバーであることを肯定、現在彼女の代わりに参加している、ジュリアン・コープ・バンドのキーボーディスト、サイポール・サンドラについては、ケイトが戻ってきても彼女が居残りたければ、バンドに参加してもらう意向であるとのこと。


明日に向かって突っ走り中!M・モリソン

 先週もお伝えしましたマーク・モリソンですが、まだ逃走を続けているようです。彼の叔父が住んでいるStジョンズでその姿を見たとか、ブリッジタウンでの買い物姿を発見されたとか噂は絶えないようです。
 一方、無免許運転のかどで罪に問われていた事件ですがなにやら進展があった模様。というのは当時無免許だったマーク・モリソンだが今では免許を更新し保持しているため無免許運転のペナルティポイントとしてまず6点の減点を受けるよう。そして1月14日裁判所に出頭しなかったためにその罪として、さらなる8点の減点が言い渡されているようで、これは免許剥奪を意味している。14日の件についての新たなる裁判が来月行われる予定になっているがこの裁判に出頭しないと本当に免許取り上げになる模様。いつまでも逃げてばかりじゃいられないのでは??


病人続出!!

 一体どうしたことか?!ミュージシャンの間で病人ラッシュが起こっているようです。まずはソウルの大御所ジェームス・ブラウン。こちらは病人といいますかなんといいますか、なんでも鎮痛剤の摂取量の多さに心配した家族が警察に通報し病院に強制入院させたそう。しかし1週間後には無事退院出来たようです。彼はその通報の際に自宅捜査も受けていたようで、ショットガンとピストルを没収されたそうですがそれはなんの罪にもならなかった模様。
 続いては元ラモーンズのジョーイ・ラモーン。高熱が続き、インフルエンザのような症状に悩まされ続けた彼は自ら病院に出向きそのまま入院となった模様。今も検査中で予断を許さない状態にあるそうです。
 1月18日トロントで予定されていたスパイスガールズのサイン会がスポーティ・スパイスことメル・Cの食中毒の為にキャンセルされたそう。彼女はサイン会の準備をしているときに激しい胃痛を訴え、そのまま病院に連れて行かれたそうです。
 ダブスターのスティーブ・ヒリアーも食中毒に!その原因はサルモネラ菌にあるらしい。目下のところツアー中だった彼らは残りのショウを全てキャンセルせざるをえなくなった模様。それには1月31日、リバプール・ロマックス2で予定されていたリバプール港湾労働者の為のベネフィットショウも含まれていたそう。バンド側はキャンセルしたショウの新しい日程を組み直したいと望んでいるようです。
 最後はダスト・ジャンキーズのシンガー、ニッキー・ロケット。彼はどうやら水疱瘡にかかったようで、こちらもツアーの一部をキャンセルせざるをえなくなった模様。しかし彼らは1月28日マンチェスター・ロードハウスからツアーに復帰することを望んでいるようだが、まだ確かではない様子。彼らのサードアルバムにあたる“Done And Dusted”のリリースが遅れたのもニッキーの顔が写真を撮れる状態ではなかったからのようで発売はは3月7日になる模様。


ブラック・グレープ、デュオに変身

 ブラック・グレープは、カーミットとカール・「サイコ」・マッカーシーを除き、ダニー・セイバーとショーン・ライダー2人で、活動を続けると発表した。
 大晦日のアレキサンドラ・パレスでの、エッセンシャル出演辞退の原因となった、ドンカスター・ドームでのショーンとツアー・マネージャー、トニー・ミューレイとのケンカによって、このような結末となった訳だが、ミューレイがカーミットとサイコのバンド、マンメイド、及びブラック・グレープのアメリカのマネージメント3AMを仕切っていたこともあり、当然の結果とも言えよう。ショーンはこの件について、「カールはおしまいだと言っているから仕方ない。でも行き着くところ、オレとカールはいい作品を作ってきたわけだから、これでおしまいになってしまうのは残念だ」と、もらしている。


ショーンの春、日本の春

   こちらは同じショーンでも、ジョンとヨーコの間に生まれた、ショーン・レノンの話題。ガールフレンド、ホンダ・ユカがキーボードを務めるバンド、チボ・マットにマルチ演奏家として、昨年正式加入したショーンは、ニュー・ヨークのスタジオで新作のレコーディング中。そして、ホンダのプロデュースによるソロ・アルバム、'Photosynthesis' には、12曲の彼らの関係についての歌が収められ、春にはビースティー・ボーイズのグランド・ロイヤルよりリリースの予定。春には楽しいことが多いようで・・・
 レノン家の血は、どんどん醤油味に薄まっているようですな・・・


♪ジーザスの古巣へ〜、きてみてごらん〜

 その復帰が噂に噂を重ねていたジーサス&メリーチェーンですがこの度とうとう彼らの古巣であるクリエーション・レーベルと再契約を結んだようです。彼らの復帰第一弾となるアルバム“Munki”は4月にリリースが予定されており、と同時にツアーも行われる模様。彼らが初めてクリエーションにサインしたのが1984年、そして会社のボスであり彼らのマネージャーであったアラン・マッギーとケンカ別れをしたのが86年、バンドはその前にワーナーの別レーベルに移っていたため実に13年ぶりのリリースとなる。この事を一番喜んでいるのはどうやらマッギーらしく、クリエーションは彼らのスピリチュアルホームだとのこと。取り合えずファンには嬉しい話であります。


クーラ・シェイカー新曲披露

 先週ロサンジェルスのヴァイパー・ルームで行われた、シークレット・ギグにて、クーラ・シェイカーが新曲 'The Sound Of Drums'を披露した模様。彼らは現在LAで、新アルバムを制作中であるが故、昨年ドイツでレコーディングしたものが気に入らなかったようだ。


映画館でレディオヘッドを見よう!!

 以前にも『ホ・ホゥ』でお伝えしましたがレディオヘッドのドキュメンタリーフィルム“Meeting People Is Easy”ですがビデオ化より先に映画館やテレビにお目見えしそうな様子。フィルム監督のグラント・ギーは先週バンドの日本での行動も無事取り終えたよう。このフィルムにはインタビューやライブ模様が収められており、レディオヘッド史上まれにみる年の様子が捉えられているらしい。ファンの方々は、能書きはいいから早く見せてくれー!の心境ではないでしょうか。公開予定は今年の終わり頃になるそうです。


チャンバワンバの泥棒のススメ

 チャンバワンバのシングル“Tubthumping”がアメリカのレコード店で取り扱いが中止された模様。これはアリス・ナッターがテレビのトークショウに出た際にヴァージンのような大手レコード店から彼らのシングルを盗む事を奨励したためらしい。その理由は大手会社はその損失を補うことが出来るからとのこと。と同時に小さい個人店に関してはそうする力がないので、と弁護していたようだがその意図は一体何であったのでしょうか?


おれのTシャツの、どこが悪い!!

 18才のテキサスの少年、ジョン・シュロウダーが、マリリン・マンソンの歌詞を書いたTシャツを着ていたことで、逮捕され罰金を払わされた。マリリンの歌 'Cake And Sodomy' からの歌詞、"I am the God of F***" と書かれたTシャツを着て、テキサスはブラウンフェルズの雑貨屋で、母と買い物をしていたジョン君。この日非番で、店のガードをしていた警官に止められた。なんでもこの警官は、ジョン君のTシャツの侮辱に立腹、他の買い物客に意見を聞いたところ、ばかばかしいと笑い飛ばした1人を除き、全員が彼のTシャツを気に入らなかった。
 そのTシャツを脱ぐように促されたが、それをジョン君が拒否をしたため、彼は猥褻物(?)陳列罪として御用、$125の罰金を払わされた。米市民権グループが、この問題を現在取り調べている模様。
 おぉ、アメリカよ・・・  


アメリカ進出か?プロペラヘッズ

 今、イギリスで一番の話題の2人組、プロペラヘッズがザ・ジャングル・ブラザーズ、デ・ラ・ソウルと共にレコーディング中の模様。こちらは去年のクリスマス頃に開始されたらしいがまだタイトルも決まっておらず、レコーディングも終了していないようだ。彼らは夏までにはこの作品をシングルとしてリリースすることを希望しているようで、またこのシングルが彼らのアメリカ進出の足掛けになるであろうことも期待されている。


おらぁ、死にたくねぇダ、とスヌープ

 スヌープ・ドギー・ドッグが、デス・ロウ・レーベルから抜け出さないかぎり、自分が殺害される可能性があることを恐れている、とザ・ロング・ビーチ・プレス・テレグラムに語った。2Pacと、ノートリアス・ビッグの死後、彼はパラノド状態にあることを公言し、Dr. ドレがレーベルを去ったことと、レーベルのボス、マリオン・「スージ」・ナイトが9年の禁固刑にあることも理由に挙げている。彼は、「もうビジネスは終わりだ。スージ・ナイトは牢屋入りで、Dr. ドレは去り、2Pacは殺された。こうなってくると、オレは死ぬか、牢屋行きか、無名になるしか無いって事だ」と述べている。
 もしスヌープがレーベルを抜けると、事実上デス・ロウの最期となる。ボスが牢獄に居て、FBI からもしれべを受けている同レーベルは、新アーティストが獲得できない状況にある。スヌープは彼の新作、'Corleone's Revenge'を彼の新レーベル「ドッグ・ハウス・レコーズ」より、夏頃リリースすることを希望しているようだ。


L7のアグリーな絵コンテスト

 L7が『The Ugly Drawing Of L7 Contest』というコンテストを行うらしい。このコンテストはどれだけ醜く彼女たちを描けているかを競うものらしい。優勝者には彼女たちから栄誉ある賞が贈られるそう。参加希望の方はwww.smellL7.com/drawings/htmlを覗いてみて下さい。 
 一方でギターのスージー・ガードナーはスパークスとニューアルバムのために作曲に勤しんでいるらしい。がどうもうまくいっていないようで前途多難の気配を感じさせているようです。


今週の新譜情報+α

・デビュー・アルバムが待たれる、シンポジウムの新譜ジウム(す、すまん)は“Average Man”で、2月23日発売。バンドは19日から8都市をまわるミニツアーも行う。

・やっと出ます!シェド7のミューシングル“She Left Me On Friday”は3月2日ポリドールより。タイトル曲の他には“Bottom Upwards”、“Melpomene”、“ You”、“ Mis-spent Youth”が収録される模様。アルバム“Let It Ride”は5月頃に発売が予定されている。

・スパースターのニューシングル“Every Day I Fall Apart”は1月27日キャンプ・ファビュラスよりリリース。収録曲は“Every Sound Hurts”、“ Hum”、“ Lasybones”の予定となっている。

  ・LTJブケムの4曲入りニューシングルは2月23日彼ら自身のレーベルであるグット・ルッキング・レコードよりリリースされる。収録曲は“Twilight Voyage”、“Orchestral Jam(instrumental)”、“Orchestral Jam(Vocal)”、“Journey Inwards”。アルバムは9月頃になりそう。

・ザ・フォールのニューリリースは彼らか初めてジョン・ピール・セッションに出演した1978〜996年までの作品を集めた““The Fall-The Peel Session”。こちらは2月23日ストレンジ・フルーツからのリリース。

・ストレンジラブのニューシングル“Another Night In”は2月9日フード/パーロフォンよりリリースされる。これらには新曲は4曲収録されており、その歌詞はヴォーカルのパトリック・ダフのかなり個人的な事が歌われているらしい。



Back to
BEAT UK HOME PAGE