あの週の



先週までのホ・ホゥに戻る

98年5月19日付ヘッドライン
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ノエル・ギャラガー、新作に着手!?
その後のジョージ・マイケル
フランク・シナトラ、逝く


レディング・フェスティヴァル続報

 『ホ・ホウ』でも逐次お伝えしているレディング・フェスティヴァル情報。今回は、話題の新人バンドが続々登場するドクター・マーチン・テントと、日曜日のビッグ・ビート・ブティックの最新情報をお伝えしよう。まず、ドクター・マーチン・テントにはムーヴァー、ゴメス、スコット4、サンハスス(日本のバンドじゃありません)、ドーン・オブ・ザ・レプリカンツ、ラップトップ、スレーター・キニー、エリオット・スミス、フー・マンチュ、レギュラー・フライズ、ピカディロスなどが決定している。一方、30日の日曜日に企画されているビッグ・ビート・ブティックには、ベントレー・リズム・エース、ローフィデリティ・オールスターズ、モンキー・マフィア、レ・リズム・デジタルズ、ディージェイ・パンクロック、DJトッシュ、カット・ラ・ロックなどが出演する予定。レディングも踊りまくれ!


ブラーに関するblah、blah、blah

  先週もお伝えしたグラストンベリー・フェスティヴァルのウォームアップ・ギグ情報。ようやくブラーのウォームアップ・ギグの詳細が決定した。日時は6月25日、場所はバース・パヴィリオンで行われる。また、彼らは6月24日にも、ファンクラブ向けの小さなギグをバーミンガム・キュー・クラブで行う。
 ところで、そのブラーのグレアム・コクソンのファースト・ソロ・アルバムが完成した! タイトルはまだ決定していないが、日本先行発売で7月にリリースが予定されている。本国UKでのリリースは8月頃になりそうとのこと。グレアムのセルフ・レーベル、Transcopicからの発売となる。このアルバムに合わせたシングルのリリースはまだ決まっておらず、関係者の話では、このソロ・アルバム自体がとてもプライヴェートでミニマルなものになることから、シングルなどで大々的なチャート・サクセスを狙うつもりはないらしい。また、内容的にはあくまでも「グレアム的」な音作りになっているということで、ブラーとは全く異なったサウンドに仕上がっているようだ。
 肝心のブラーは、5月のワールド・カップ・サッカーが終わり次第、スタジオに入ってニュー・アルバムのレコーディングに取りかかるとか。やはり、ワールド・カップ開催中はミュージシャンも仕事が手に付かないようだ。


レディオヘッドの「いいひと」話

 レディオヘッドのドラマー、フィル・セルウェイが、サマリタンズの新しいキャンペーンをバックアップしたいと申し出た。サマリタンズでは、若い人達に、もし悩みがあったら一人で考えこまずにすぐにサマリタンズに相談するように呼びかけるキャンペーンを新たに展開している。日本のレディオヘッド・ファンにも「いいひと」で通っているフィルは、実は11年間もサマリタンズのボランティアをつとめており、今回は25歳以下の青少年達の相談役にあたるとか。フィルは今までに学校などの施設を回って、サマリタンズの役割についての講話をしてきた経験がある。今回の協力についても彼は、「イギリスでは、平均して1日に2人の若者が自殺をしている。レディオヘッドの曲は悩みを抱えた若者の心情を想起させるものも多いし、是非自分の気持ちや感情を上手にはなせない若者達の手助けをしたかった」と語っているという。実際に、イギリスでは全自殺者の19パーセントが15歳から24歳までの青少年だとか。この夏の主要なフェスティヴァルにも、出張サマリタンズ・テントが設置されることになっている。


英国音楽業界杯サッカー・イベント速報

 恒例となった、英国音楽業界杯サッカー・イベントが、5月17日晴天のマイル・エンド・スタジアムで行われた。多くのミュージシャンが、チャリティーとしてサッカー・トーナメントに参加。入場料の収益はロンドンの子供を救う基金に寄付されるというこの催しは、ブラーのデイモン、プロディジーのリロイ、OCSのサイモンとデイモン、ロビー・ウィリアムス、昨年大活躍したアイアン・メイデンのスティーヴ・ハリス等、多勢を集めて行われた。今年は「ポップ界で一番速い男」競争という新しい試みも準決勝前に行われ、この短距離走はフィンリー・クェイが他を寄せ付けないダッシュで優勝した。
 試合の方は、昨年優勝したブラー・チームを、決勝で初出場のジェームス・チームが7-0という圧倒的なスコアで破り優勝。今年は女性ストリーカーのピッチ・インヴェィジョンもあり、大盛り上がりで幕を閉じた。
この模様は、6月中旬に発行予定のe-zine、BUKにてレポートしますので、お楽しみに!


ダンス&インディー・アクトも首相に諌言

 コーナーショップのティユンダーとプライマル・スクリームのボビー・ギレスピー、ケミカル・ブラザーズがトニー・ブレアに書簡で、新しい教育制度法案に対する見解を表明した。この法案は、現行の教育費助成制度を廃止と、新教育費制度導入に関するものだが、彼らは、「この制度を導入することにより、貧乏だが学びたい学生はますます苦しくなる。結局、お金がない人達が知識欲を満たす機会を失うことになる」と懸念している。そのため、この制度に反対する手紙を、さる国会議員の勧めで書き、首相のトニー・ブレアに送ったという。ティユンダーとボビーは共同で、ケミカル・ブラザーズは2人でそれぞれ書簡をしたためた。


好奇心の塊・ベックは大忙し

 ベックが5月7日、ロサンゼルスのサンタ・モニカ・ミュージアムで展覧会を開き、20分間に及ぶパフォーマンスを披露した。この展覧会は「Beck And Al Hansen: Playing With Matches」と題され、アーティストだったベックの祖父、アル・ハンセンの作品を始めとした60年代のアヴァンギャルド・カレッジ・アートや映像を展示したもので、ベックがキュレーターをつとめた。この展覧会の一環として、ベックがギリシャのヒッピー教祖に扮して「New Age Evisceration 1」というタイトルでパフォーマンスを行ったという。このパフォーマンスでベックはシンセ・ミュージックに乗せて、ミレニアム問題や占星術、精神分析に関するスピーチを披露。ラストは、ドルフィン・スーツを着たバンド・メンバーがコンピューター・システムを粉砕するメッセージ性の強いパフォーマンスで幕を閉じたとか。
 またベックは、現在はロサンゼルスのスタジオで2枚のアルバム制作にとりかかっている模様。1枚はゲフィン・レコードからリリースされ、1枚は‘Loser’のオリジナル12インチをリリースしたボングロードからリリースされる予定。更に彼は、ワシントンにあるダブ・ナルコティック・スタジオの5年間の活動をまとめたコンピレーション盤‘Selector Dub Narcotic’のために、‘Close To God’という曲を提供。この曲ではヴォーカルとドラムをベックが担当し、ダブ・ナルコティック・スタジオのオーナー、カルヴァン・ジョンソンがギターを担当している。その他の参加アーティストはジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンやメイク・アップで、このアルバムは6月1日に、Kレコードよりリリースされる。


ノエル・ギャラガー、新作に着手!?

 ノエル・ギャラガーが、新曲のでも・テープ作りのため、今月末からスタジオ入りすることが明らかにされた。3月のメキシコ・シティで終了したオアシスのワールド・ツアーの後、ノエルと愛妻メグはモロッコのマラケッシュ近郊へホリデイに出掛け、曲作りをしていた模様。この時に書かれた曲のでも・テープを制作することになりそうだという。オアシスは既に何度も「今世紀いっぱいはアルバムを作らない」と宣言しており、ラジオのインタビューなどでもノエルは、「今のオアシスのサウンドにはもう飽きた。ゆっくり次の方向性を考えたい」と語っている。今回作られた曲がどういったものになるか、また、リリースされる予定があるのかどうかは全く不明だが、一説によれば、彼らは来年にもレコーディングに入るのではないかと見られている。また、ゴールディとのコラボレーション、‘Temper Temper’などからインスパイアされたノエルの作風が、大きく変わっている可能性もあるとか。ワールド・ツアーが終了したばかりで各自オフを取っていることもあり、当分の間はオアシスの動向についてのニュースは報道されそうもないので、気長に見守るのがよさそうだ。
 なお、ノエルは映画版「X File - The Movie」のサウンドトラックに‘Teotihuacan’ というインストゥルメンタルを提供している。なんでもこの曲は、オアシスのツアーで訪ねたメキシコ・シティにある遺跡からインスパイアされて書かれたものだとか。このサントラ盤は6月にリリースされる予定で、ダスト・ブラザーズやビョーク、ウィーン、カーディガンズ、フー・ファイターズ、キュアー、ソウル・コフィンなども参加している。


ケニッキーに新メンバー加入!

 5月25日に久々のニュー・シングル‘I Will Fix You’をリリースするケニッキーに、新しく2人のメンバーが加わることになった。新しいメンバーとなるドラマーのグレアム・クリスティとキーボーディストのドット・アランは準メンバー的な存在となるが、5月26日にマンチェスター・ホープ&グレープで行われるギグで、初のお披露目となる。ドラマーだったジョニー・Xはギターに転向し、今までギターも弾いていたヴォーカルのロウリン・ラヴァーンは、ヴォーカル一本に集中することになるという。なお、彼らのセカンド・アルバム‘Get In!’は8月にリリースが予定されている。
 またケニッキーは、この新たなメンバーを加えてのUK国内ツアーを敢行する。5月26日マンチェスター・ホープ&グレープ、27日シェフィールド・ボードウォーク、29日グラスゴー・キング・タッツ・ワー・ワー・ハット、30日ウォルヴァーハンプトン・ヴァーシティ、31日ポーツマス・ウェッジウッド・ルームス、6月1日ブリストル・フリース&ファーキン、3日ロンドン・カムデン・エレクトリック・ボールルーム。ロンドンのサポート・アクトには、今話題急上昇中のシーフードが決定している。また、彼らは今年のグラストンベリー、フェニックス、V98、レディングの各フェスティヴァルにも出演が決定している。


フランク・シナトラ、逝く

 伝説の歌手・俳優、フランク・シナトラが5月14日、ロサンゼルスのメディカル・センターで心臓発作のため逝去した。享年82歳。この10年間、心臓疾患などで手術や入退院を繰り返していたという。冥福を祈る。


休む暇なくスピリチュアライズド

 8月14日エジンバラのクィーンズ・ホールで行われるフラックス・フェスティバルにスピリチュアライズドの出演が決定した。このショウでジェイソン・ピアースはクラッシック作曲家スティーブ・マートランドとのコラボレーションを披露するそう。
 一方スピリチュアライズドの一年ぶりのニューレコーディング・シングル‘The Abbey Road EP’が5月25日デコントラクションよりリリースされる。このEPは今年の1月にロンドンのアビー・ロード・スタジオでDrジョンと共にレコーディングされた直後に同スタジオでレコーディングされたものらしい。収録曲は新しくレコーディング&アレンジされた‘Come Together’、‘Broken Heart’とインストュルメンタル・バージョンの‘Broken Heart’の3曲。こちらはCD、12インチ・シングルで発売され、また‘Come Together’、‘Broken Heart’が収録された限定7インチも発売されるよう。またデス・イン・ヴェガスのリチャード・フィアレスとアンドリュー・ウェザーウォールによってリミックスされた‘Come Together’も‘The Abbey Road EP’リリース後に発売されるよう。イギリスで行われる殆どのフェスティバルに参加し、記録に挑戦しと昨年のアルバムリリースから休む暇なく働き続けているんじゃないんかい?ジェンソンさん?


アッシュのティムのソロ・アコースティック・ライブ?!

 ベルファストで開催されたミニ・フェスティバルでアッシュのティム・ウィラーがソロ・アコースティック・ライブを行った模様。今回のショウはベルファストにあるナイトクラブ、ブランスヴィックで毎週行われているスキバニー・ウィークエンダーで5月10日に行われ、その際ティムは彼らのニューアルバムから2曲、‘Oh Yeah’、‘Goldfinger’、‘Girl From Mars’などのアッシュの曲、またザ・ストランズやティーンエイジ・ファンクラブのカバーなどを披露したようだ。またゴーキーズ・ザイゴッティック・ミンチのエーロスとジョンも同日、アコースティック・ライブを行っていたよう。
 このスキバニーはトューニックのマークとタンヤによって「インディー・クラブをベルファストに!」というコンセプトで始められたクラブで、今回のショウは彼らがクラブを運営し始めてから初めてのライブだったらしい。次回は6月にアメリカのバンド、カムのライブが予定されており、彼らは意欲的に活動を進めていくよう頑張っているらしい。


甦ったスペースメン3?!

 80年代に活躍したトランス・ロック・バンド、スペースメン3のトリビュート・アルバムが5月25日ザ・ロケット・ガール・レーベルよりリリースされる。このアルバムにはモグワイやアラブ・ストラップ、フロウ・チャート等が参加している。初回限定2000枚はジャケットにブラック・ボックスが使用され、スペースメン3のロゴが銀色でプリントされている。が、なんと運送中にその内210枚が泥棒にあったらしく、店頭に並ぶのは1790枚になってしまった模様。手に入れたい方は予約してほうがいいかも。


5分間ピストルズのメンバーでした・私

 彼が15歳の時に5分間だけセックス・ピストルズのギターリストだったというスティーブ・ニューがクリエーションより3曲入りCDシングルを今月終わりにリリースする。こちらはコレクターズCDで限定500枚のみのリリースとなっている。スティーブはかつて元ピストルズのグレン・マトロックと一緒にパンク・バンド、リッチ・キッズでプレイしていた。現在はルードというバンドをポール・ギルとスタートさせたよう。何でもそのポールさんは投獄生活中に詩を書き始めたらしい。彼らのライブにはバズコックスのベーシスト、トニー・バーバーとドラムのリアムが参加して行われる模様。


ロジャーがライブするよ〜ん!

 6月15日アイランドよりニュー・シングル‘Always Round Here’をリリースするロジャーのギグが決定した。3公演予定されているこれらのショウには、ブラーのキーボードを務めているダイアナ・ガットカインドがキーボードニストとして、またコクトー・ツインズのヴィニー・ラミーがドラムで参加するようだ。こちらは6月5日レディング・アリーキャット、6日オックスフォード・ゾーディアック、8日ロンドン・ハノバーグランド。また彼らのデビューアルバムの発売は夏頃になりそう。


その後のジョージ・マイケル

 4月7日ロサンジェルスの公衆トイレで逮捕されたジョージ・マイケルに猥褻行為のかどで有罪の判決が下った模様。彼にはまず£500の罰金が課せられ、2年間の執行猶予、そして80時間の社会奉仕活動が言い渡された。またジョージは最低5時間のセックス・カウンセリングを受けなくてはならなく、事件を起こしたビバリー・ヒルズのロジャーズ・メモリアル・パークへの立ち入りを禁止されたようだ。5月14日ビバリーヒルズの裁判所で行われた裁判には彼の弁護士が代わりに出頭したようで、肝心の本人はロンドンに残っていたらしい。そりゃ、恥ずかしくて顔は出せませんわ。


いいじゃん!アルバム出させてよ!!

 ニュー・アルバム‘Joya Magica’をが仕上がったばかりの60フィート・ドールズだが、そのアルバムのリリースが暗礁に乗り上がってしまった模様。彼らの所属レーベル、インドレント/BGMの経営方針が変わったためか、彼らのニュー・アルバムをこのレーベルからは出せないとお達しを貰い、レーベルを放り出されたらしい。しかし彼らには他のレーベルからのオファーも来ているようで、今後の活動予定はまもなく発表されるようだ。
 もう一人被害者がここにも。こちらもニュー・アルバムを取り終えたばかりのトースター。しかし彼らの所属レーベル、クリエーションはこのアルバムのリリースを拒否した模様。クリエーション側は彼らのビジョンが強すぎて、会社の方向性とは合わないため彼らとの契約を白紙に戻すことにしたと語っている。
 お次はカイリー・ミノーグの妹さん、ダニー・ミノーグ。WEAと契約していた彼女だが、レコード・セールスが芳しくないため、どうやら契約破棄されたようだ。
 まだ続くか!クリエーションと契約していた18ウィーラーも契約破棄にあったとか。しかし、実は彼らは既に解散しており、メンバーは各自個々のプロジェクトを始めているらしい。
 明るい話題を最後に。イースト・ウエストからドロップされ、路頭に迷っていたリアルトだがこの度チャイナとアルバム5枚の契約を結んだ模様。彼らは6月29日にニューバージョンの‘Monday Morning 5.19’をレーベル移籍第一弾シングルとしてリリースする。


モチーバがアルバート・ホールで!!

 モチーバのスペシャル・1デイ・ショウが決定した。11月9日ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール。まだまだ先の話だが、チケットはただ今発売中。
 彼らのニュー・シングル‘Let Me See’は6月1日インドシナよりリリースされる。こちらはアルバム‘Big Calm’からのリミックスが収録され、マグナヌ・フィネスとクインシー・ジョーンズの息子(トゥーパック、やアイス・キューブのプロデュースを手掛けた)、QDlllが担当している。またレィフレクションズ・エターナル、ザ・ダイアボリカル・ブラザーズのオールタナティブ・リミックスも発売されるようだ。


スパークルホース・来英決定!!

 7月20日ニュー・アルバム‘Good Morning Spider’がパーロフォンよりリリースされるスパークルホースのUKショウが決定した。公演日程は7月21日ブリストル、フリース・アンド・フィルキン、22日ロンドン、シェパーズ・ブッシュ・エンパイアー、24日オックスフォード、ゾーディアック、25日シェフィールド、リードミルの4公演。


ハンソンもやって来る〜!!

 ハンソンの1ディ・ショウが6月16日ロンドン、ウェンブリー・アリーナで行われることが決定した。このショウは彼らにとってUK初ライブとなる。
 ハンソンのニュー・シングル‘Thinking Of You’がマーキュリーより6月8日リリースされる。アルバム‘Middle Of Nowhere’からのシングルとなるが、Bサイドにはオリジナル・バージョンが収録され、そちらは6月1日に発売される‘3 Car Garage: The Indie Recordings'95-'96’に収められている。


マリオン・“サージ”・ナイト・獄中で語る

 現在入獄生活を送っているデス・ロウ・レコーズのボス、マリオン・“サージ”・ナイトがノートリアスB・I・Gの死にはパフ・ダディとスヌープ・ドギー・ドッグに責任があるとアメリカの雑誌『ニューズウィーク』に語ったようだ。パフ・ダディとスヌープ・ドギー・ドッグがアメリカのテレビ番組『ザ・スティーブ・ハービー・ショウ』に出演した際、「西と東のラッパーの確執は終わった」と発言したために、ラッパー達のガードが緩くなり、B・I・Gは殺されたと述べた模様。実際、B・I・Gが殺されたのはこの番組が放映されて間もなかった。またナイト社長は現在の獄中生活に非常に満足しているようで、彼とデス・ロウ・レコードの未来は明るいとも語っていたそう。


今週の新譜情報+α

●ドーン・オブ・レプリカンツのニューEP‘I Smell Voodoo’が6月1日イースト・ウエストよりリリースされる。このEPには彼らの最新アルバム‘One Head Two Arms Two Legs’から‘Mary Louise’が、また新しくレコーディングされた3曲が収録されている。そちらはボブ・ディランのカバー‘Ballad Of A Thin Man’、‘Dual Co0nverter’、‘Myrrh Tingle’。

●6月15日ガット・レコーズよりスペースのニューシングル‘Begin Again’がリリースされる。彼らのサード・アルバム‘Tin Planet’からの第3弾シングルとなる。カセットとCD1、CD2のフォーマットで発売され、その中には彼らが最近ウォルバーハンプトンで行ったライブ音源も収録されている。

●バーナード・バトラーのサード・シングル‘A Change Of Heart’は6月15日クリエーションよりリリース。7インチとカセットには新曲‘My Domain’がBサイドに収録され、CDにはこちらも新曲の‘More Than I Thought’がさらに追加されている。彼は6月27日グラストンベリー・フェスティバルで初のフル・バンド・メンバーでプレイする模様。



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