10月01日(火) >>
バンチ&ゴメス退団決定的
あの勇姿、もう見られない

 中日のレオ・ゴメス内野手(36)、メルビン・バンチ投手(30)の今季限りでの退団が30日、決定的となった。同日、西川球団社長は「まだ契約が残っているので、決定というわけではない」としながら「2人とも医師からの最終的な診断書が届いたとしても、来季の契約は難しいのでは」との見解を示した。

 古傷の右ひざの手術のため7月に帰国したゴメスは、97年から主砲として中日でプレー。99年には打率2割9分7厘、36本塁打、109打点をマークし、リーグ優勝に貢献した。一度退団したものの、昨季途中で復帰。今季は66試合に出場。打率2割6分7厘、16本塁打、43打点だった。

 心臓疾患の疑いがあり8月に帰国したバンチは、来日1年目の2000年に14勝を挙げ、最多勝に輝いた。同年4月7日の横浜戦(横浜)ではノーヒットノーランも達成。今季は17試合に登板。7勝7敗、防御率3・28の成績を残していた。



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