|
|
●竣工:大正14年1月 |
●平成6年4月北海道企業局譲渡
|
●発電能力:1,200KW×2(完成時) |
国道274号線を札幌から帯広方面に向かうと、栗山町と夕張市の境界に竜仙峡がある。 夕張川の両岸に山が迫り、約3000〜1400万年前の海の証拠でもある礫岩・砂岩・泥岩の積層(タービダイト)が千鳥が滝を中心とした渓谷美を創りあげている。この千鳥が滝の落差を利用したのが北炭の滝之上発電所である。 |
|||||||||||||||||||||||
煉瓦壁と白色で縁取るアーチ窓が印象的な上屋は煉瓦造であり、内部を吹き抜けとし、小屋を鉄骨トラスで組み、切妻屋根をかけている。
|
|||||||||||||||||||||||
清水沢水力発電所とともに平成6年4月北海道企業局に譲渡されたが、周辺は滝の上公園として整備されており赤い煉瓦の建物は四季折々変化する竜仙峡の光景と共に行楽客に親しまれている。 |
|