『シナリオハンティングのお世話します』
 滋賀ロケーションオフィスでは、円滑な撮影支援の一環として、県内でのシナリオハンティングに対する支援を行っています。風景、歴史、祭りなどの情報提供を郵送等で行うほか、シナリオ制作のための現地案内や現地説明などには、県内を起点としてオフィスのスタッフが車で案内します。また、専門的知識を持った説明者を手配し、地域の歴史や特色などを説明します。
 シナリオ作家の皆さん、いつでもお気軽にご連絡下さい。

『滋賀県が舞台の映画「火火」が製作進行中!』
 滋賀県が舞台となる全国劇場公開映画『火火』が製作されることになり、5月7日に甲賀郡信楽町にてクランクインし、約1ヶ月半、県内各地でロケが行われました。
 この映画は、白血病の長男や多くの同じ病と闘う人たちを救うため、母として長男とともに骨髄バンク設立に奔走した信楽町の陶芸家神山清子さんをモデルに、美しい滋賀の風景や信楽焼を背景として、「いのち」の大切さを感動的に描こうとする映画です。
 監督・脚本は、『TATOO(刺青)あり』、『愛の新世界』、『光の雨』などの高橋伴明監督。主演の神山清子さん役には田中裕子さん。その息子・賢一役は本作品が映画デビューとなる新人・窪塚俊介さんが演じます。また、石田えりさん、岸部一徳さん、池脇千鶴さん、東ちづるさん、石黒賢さん、遠山景織子さんや黒沢あすかさんなど、日本の映画界に欠かせない実力俳優が出演する豪華キャストです。
 滋賀ロケーションオフィスでは、地元の信楽町などと共に、この映画の製作に積極的に協力しています。滋賀が舞台となる全国劇場公開映画は、平成6年に長浜市を中心に撮影された『男はつらいよ 拝啓車寅次郎様』以来、10年ぶりとなります。
  映画は、来春、全国に先がけ滋賀県内の次の映画館で先行公開され、その後は全国劇場にて公開が予定されています。


浜大津アーカスシネマ(大津市)
草津シネマハウス(草津市)
ワーナー・マイカル・シネマズ近江八幡(近江八幡市)
彦根ビバシティシネマ(彦根市)
水口アレックスシネマ(水口町)

 なお、「火火」製作委員会では現在、映画の製作を支える製作協力券を発売しています。前売券よりもお得な一般券1200円、小人・シニア800円で、10月までの期間限定販売。ワーナー・マイカル・シネマズ近江八幡を除く上記の県内劇場、平和堂各店、滋賀会館文化サロンなどで好評発売中です。
県下各地で行われたロケには、滋賀ロケーションオフィスサポーターの皆さんにも、エキストラとして多数出演していただきました。

映画では親子役を演じる田中裕子さんと窪塚俊介さん。役柄そのままの仲睦まじいツーショットです。

高橋伴明監督(左端)と映画のモデルである神山清子さん(左から4人目)ほかキャストの皆さん。

『「琵琶湖プロジェクト」続編企画がスタート』
 平成14年4月からこれまでに12本が制作された滋賀発の地域情報番組『琵琶湖プロジェクト』。スカイパーフェクTV!の京都チャンネルのシリーズ企画として、現在、続編制作が進行しています。
 “郷愁を誘われる日本最大の湖「琵琶湖」。そこで育まれたひと、自然、歴史、文化遺産や暮らしと食などを総合的に紹介する情報番組”として、滋賀ロケーションオフィスも番組制作に積極的に協力しています。
 第1作目では、4月に長浜の曳山まつりを密着取材しました。曳山の舞台で演じられる子供歌舞伎の稽古風景から本番までの子供達の姿やまつりで賑わう長浜のまちの様子などを撮影しました。また、多くの参詣客で賑わう琵琶湖に浮かぶ信仰の島、竹生島でも撮影を行いました。今後も県下各地で取材と撮影を行う予定です。




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