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藤田 レギュラー獲りへ意欲満々

■クラブ事務所訪問

 今季、名古屋からFC東京に移籍したDF藤田泰成(22)が6日、東京・小平のクラブ事務所を訪れた。新居探しなどで上京した藤田は「FC東京の攻撃に魅力を感じていた。ガンガン行くところが、自分のプレースタイルにも合っている」などと新天地にかける意気込みを語った。

■潜在能力高い

 左右のSBをこなす藤田は2000年には、U−19代表候補にも選ばれた逸材で、その潜在能力は高く評価されている。しかし、名古屋では出場機会に恵まれず、過去5年間でリーグ戦は19試合に出場しただけ。東京でも、右に日本代表の加地、左にはチームの中心選手の金沢がいて、レギュラー獲りへのカベは高いが、「どこに行っても、確実に出られるチームはないし、(名古屋でも試合に)出たら、やれる自信はあった。試合に出る気持ちで来ました」と力強く話した。

 同じ学年の茂庭、石川とは旧知の仲だが、ほかには顔見知りの選手はいないという藤田は「まず最初は早くチームにとけ込んで、徐々に力を出していきたい。行きますよ、僕は」と、意欲満々だった。 (高橋正和)

(2005年1月7日)


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