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 【G大阪戦(12日)終了後】

 (開始早々の失点に関して)

 「立ち上がりに失敗したと思う。特にGKの土肥は代表から帰ってきた時には、ちょっと実戦が少ない感じ。今日も最初にボールを捕れば落ち着くかなと思ったが、最初のシュートが入ってしまった。今年結構早い時間帯に入れられているが、その最短記録かな。でも、そういう経験をしているので、選手が想像以上に開き直って、攻撃に行っていた。1点取られたことで、むしろ攻めの姿勢がより出ていた。松代の素晴らしいセービングで、昨年の悪夢がよぎったが、ルーカスがいい所で、ヘディングで入れてくれたと思う」

 (2得点を決めたルーカスに関して)

 「例えば、日本人のストライカーが海外に行った場合も、何試合かゴールがないと、ダメだとか言われる。そんな時も、みんなが声をかけてあげることが大事。外国人でもうまくいかなかった選手は多いが、本人が自信さえつかめば、元々力はある。彼は日本で成功したいという気持ちもある。アマラオという偉大な選手がいて、プレッシャーもきつかったと思うが、やっと2点取ったことで、サポーターや選手も、そして本人が一番『よしっ!』という思いになってくれたのはうれしい」

(2004年6月14日)


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