名探偵コナン本の販売終了につきまして。



★ 重要な内容を含みますので、ご面倒でも最後まで目を通して戴ければ幸いです ★


日頃より『ばいおれんす倶楽部』のホームページを御覧下さって、誠に有難う御座います<(_ _)>

この度、ばいおれんす倶楽部は2005年3月2日を持ちまして、誠に勝手ながら『名探偵コナン』関連の全ての同人誌を販売終了させて戴く事となりました。

既に御存知の方も多いと思いますが、小学館様には『小学館様がご呈示なさっている著作権』という物が有ります。『名探偵コナン』のパロディを取り扱う当方としても、避けては通れない問題であると自覚致しております。

現に私自身、2005年3月2日付けの内容証明郵便にて、株式会社小学館プロダクション様から『著作権侵害』関係の文面を戴きました。
私は約7〜8年に渡り沢山の『名探偵コナン』本を制作・販売して来ましたが、某委託ダウンロード販売サイト様経由で、私のサークルの存在が恐れ多くも小学館様のお耳にまで入る事になったそうです。

内容証明郵便を戴いた事に関し、私は小学館様へ直談判する事を何とか許可して戴き、小学館総務課の著作権担当者様達へその場で謝罪(土下座を含む)をさせて戴きました。
先方様とのお話し合いの結果、私が『数十万円の損害賠償金(結構な大金でした…参考までに…)』を小学館様へ一括(分割払いにすると連帯保証人が必要との事)でお支払いする事と、
◆当サークル発行の『名探偵コナン』関連の全ての同人誌を発売停止・在庫処分する。
◆今後2度と『名探偵コナン』及び『株式会社小学館の著作物』関連の同人誌を発行・販売しない。
…という以上2点が明記された誓約書を取り交わし、2005年3月31日に無事に和解が成立致しました。

この件に関しましては、若輩者で世間知らずな私に対し、とても貴重な人生経験を与えて下さった小学館様へ深く感謝をすると共に、改めて深くお詫びを申し上げる次第です。

小学館総務課の著作権担当者様の方がおっしゃった事ですが、私以外にも同じように『著作権侵害』関連で小学館様を訪れる人は、残念ながら結構いらっしゃるそうです。
更に、同人誌(健全本含む)の発行は当然の事…キャラクターのコスプレをしても『二次創作』とみなされ、小学館様がご呈示の『著作権の侵害』に触れてしまうとの事です。
コミックマーケット等に関しましては、何かしらの対策を現在検討中との事です。

無事に和解をさせて戴いた今、「少しでも私のような人間が増えて欲しくない」と切実に願うばかりです。
しかしながら、私1人の力では、どうする事も出来ません。
自分には何が出来るだろうと考え、その結論として「事実を有りのままに報告するしか無いだろう」と思い、このページを作りました。

係争スレスレ沙汰の間(2005年3月2日〜2005年3月31日)は、精神的にも肉体的にも全く身動きが取れませんでした。
私事ですが…私の父親が商売をやっている関係上、(商売に悪影響が出る可能性も否定出来ない事から)告訴や逮捕や損害賠償の連帯保証人…というのは、どうしても避けたかったのです。
あとは、既に成人してる人間が今更ながら『自分自身が蒔いた種』の為に、親兄弟に一切迷惑をかけたくない…家族の将来の為にも一切かけるべきではない…という思いも有りました。
(↑未成年だから免責される…という問題でも無いんですが…(汗))
全ては私の『自業自得』ですが、本当に言葉では言い表せない程の苦労をして…凄く悩み続けました。
誰に相談したら良いのかも解らず、たまたまネットで見付けた地元の「法律相談も出来る行政書士の先生」を見付けて相談しました。
その先生には運良く著作権を専門に取り扱っている弁護士さんの知り合いがいらしゃって、その方から色々とアドバイスを戴く事が出来ました。
『100%こちらの負けなので、直談判しか解決の道が無い』という案を提示して下さったのも、この弁護士さんでした。

同人誌を楽しみに御覧になってる皆様や制作されてる皆様には、このページを読まれて不快に思われた方も多くいらしゃると思います。
…誠に申し訳無く思っております…本当に申し訳有りません。
でも、これが『著作権元が存在する作品のパロディ同人誌』を発行した私が実際に味わった『現実』です。

これから同人誌を作ろうと思ってる皆様、制作されてる皆様、
◆パロディ同人誌は、常に『版権元から著作権侵害を指摘されるリスク』も付いてまわる物だ。
◆版権元とトラブルが起きた際は、自分は100%勝てない。誰も頼りにならない。全て『自己責任』。
…というのが厳しい現状です、心の隅にでも留めておいて頂ければ幸いです。


長々とここまでお付き合い下さいまして、誠に有難う御座います。
それでは拙いサイトですが、お楽しみ戴ければ幸いです。
今後とも何卒宜しく御願い致します<(_ _)>

…なので、『小学館関連の本』は今後一切出せないです。お願いですから催促したりしないでね…ゴメンなさい。



「ばいおれんす倶楽部」管理人:希望あやか(のぞみあやか)

☆★☆ 追記(2005年9月15日) ☆★☆

2005年9月13日付けに東京の飯田橋郵便局から『小学館の件でのお見舞い金』との名目で、激励のメッセージと共に当サークル宛にお振り込み下さった『有志一同』と名乗られました皆様…。
是非ともお礼のお手紙やメールを差し上げたいのですが、残念ながら私からは『振り込み元の郵便局』までしか特定する事が出来ませんでした。
でも、皆様の温かいお心遣いがヒシヒシと伝わって来て、感激の余り泣きそうになりました。
激励のメッセージがとてもとても嬉しくて、最早感謝の言葉が見付かりません、しかしながら物凄く励みになりました。
直接のお礼は叶わないのかもしれませんが、この恩返しは「常に自分の作品の技量磨きを怠らず、一層より良くクオリティーの高い作品を皆様に提供し続ける事」以外には無いと肝に銘じ、日々必死に精進して行きたいと思います。
重ね重ね、本当に本当に有難う御座いました<(_ _)>