XP祭り2005

XP祭り2005

テー マ:XPのみらい ~これから始めてもいいじゃないか!~

ここ数年でソフトウェア開発の世界において、『アジャイル』という言 葉が広く知られるようになってきました。そして、eXtreme Programming(XP)は、そのアジャイルの先駆として、日本 でも最も早い時期から注目されてきました。

日 本XPユーザグループ(XPJUG)は、国内におけるXPの普及を目的 として活動を実施し、現在5年目に突入しています。XPJUGでは、その年の集大成として毎年『XP祭り』を開催しており、今年も「XP 祭り 2005」として開催することが決定いたしました!

今回のテーマは、「XP のみらい ~これから始めてもいいじゃないか!~」と いうことで、今までXPをやってきた人も、そして、これから始めてみようという人も、これからのXPとソフトウェア開発のありかたについて考えられる、そ して、これからXPを始めるきっかけとなるような、“気づき”の多い“祭り”にします。

今回は、プロジェクト・ファシリテーションを提唱されている、アジャ イル開発の第1人者でもある平鍋健児氏、そして、日本発の軽量コンテナSeasar2の開発者でもあり、開発手法くーす(現在はGoya)の提唱者ひがや すを氏の参加が決まっています。日本の世界に誇れるエンジニアの知見に触れることができます。

是非、XP祭りにご参加いただき、現場で楽しく開発していくためのエ ネルギーを持ち帰って欲しいと願います。
多くの皆様のご参加お待ちしております。

開催概要


開 催日 2005 年 9 月 3 日(土)
10:30~18:30(講演会)
19:00~(懇親会)
会 場 日本科学未来館 みらいCANホール、会議室1(ワークショップのみ)
懇 親会 場所等未定。
決定次第告知致します。
参 加費用 講演会 1,000円
懇親会 未 定(普通の居酒屋程度)
定 員
講 演会 250 名
懇親会 100 名
申 込期限 -- 8/28迄
申 込フォーム 申込み人数が最大に達したため締切らせて頂きます。 キャンセル待ちも受付終了しました
お 問合せ
キャンセル依頼先
list@staff.xpjug.org
主 催 日本XPユーザーグループ(http://www.xpjug.org/)
メ ディア
スポンサー
 (株)日経BP社
(株)日経BPソフトプレス社
(株)技術評論社
(株)翔泳社
(ご協力ありがとうございます)
備 考 講演会のみ、懇親会のみの参加も可能です。懇親会の参 加費は直接受付けにてお支払いください。 当日、昼食は各自でおとり下さい。 本講演会へはXPJUGの会員以外の方も参加いただけます。
各講演等 の資料は各自印刷して持参願います。

XPJUGでは今後も定期的に共同学習/セミナーの機会を設けていく 予定です。案内の継続的な受信を希望される方は、この機会にぜひとも、XPJUG サイト(http://www.xpjug.org/aboutXPJUG/subscribe) より入会手続き(無料)をお願いします。

当日のプログラム

10:00-10:30
(みらいCANホール)
受付 / XP入門
10:30-11:15 XPJUG代表 倉貫よりご挨拶
11:15-12:00 「プロジェクト・ファシ リテーション
~アジャイル開発から最新動向と集大成~」

平鍋 健児氏(永和システムマネジメント)

Kent Beck による 「XP 2nd Edition」、Alistair Cockburn による 「Crystal Clear」、Jim Highsmith による 「Agile Project Management」、Norm Kerth による「Project Retrospectives」、Mary Poppendieck による「Lean Software Development」 など、 XPを含むアジャイルムーブメントは、視点を「プロセス」から
「人」 と「チーム」に移すことでソフトウェア開発の問題に1つの光を与えています。また、日本発のトヨタ生産方式がこのアジャイル手法に与えた影響も 大きなものです。これらのムーブメントから、参加メンバーの能力を100% 以上引き出す手法としての「ファシリテーション」を抽出し、従来のプロジェクトマネジメント(PM) という概念になかった、プロジェクトファシリテーション(PF) という概念について、その体系を説明します。
12:00-13:00 昼休み
13: 00-14:00
(注1)
「ユーザ中心の設計」
ひが やすを氏(電通国際情報サービス)

システムが稼動する直前になって、ユーザから仕様変更が入ること
は、 実際の現場では良くあることです。これは、ユーザのわがままが原因な訳ではありません。人は、意外と自分の真の要求に気付いていないものです。実際に使っ てみて初めて気付く要求というのは多いものなのです。

ユーザ中心の設計では、UIモック、操作マニュアルを使って、実際の稼動状況に近い状態を最初に作り出し(見える化し)、そこからユーザの真の要求を引き 出します。

13:00-15:00
(会議室1)
(注1)
「XP 体感ワークショップ - XPって何?」
天野勝氏 (永和システムマネジメント)

「XPって聞いたころあるけど、実際のところ何なの?」「何をやればXPなの?」「アジャイルプロセスと、XPの違いは何なの?」「人にうまくメリットを 説明できない」こんな疑問や悩みをお持ちの方いらっしゃいませんか? このワークショップでは、XPやアジャイルプロセスの導入を考えている方を対象に、その基礎知識を身体で理解していただくのを目標としています。
チームでちょっとした作業を行い、そこで発生する問題点を、チームで解決し、改善するという体験を通じて、XPとは何かということを理解していただきます。
前提知識として、プログラミング言語などの知識などは特に不要です。10:00からの「XP入門」に参加された方、もしくは同程度の知識がある方を対象とします。
14:00-14:05 休憩
14:05-15:05
(注1)
「要求開発とXPの共通点」
萩本 順三氏(豆蔵)

「要求はあるものではなく、開発するものである」このスローガンのもと、要求開 発の方法論を作成したのですが、やっていることをよく考えると XPに通じる共通点がいろいろ見つかってきています。
本講演では、 そのような共通点を織り交ぜながら、要求開発について語ります。
15:05-15:15 休憩
15:15-16:45 講演者+スペシャルゲス トによるパネル討論
「XPのみらい」
要求開発、Project Facilitation、Goya、Software Factories、XP/Agile、それぞれの分野の著名人を一同に介して、XPがソフトウェア開発に与えたインパクトと、「XPのみらい」につい て、各々の立場で議論してもらいます。

パネリスト:
萩本 順三氏(豆蔵)
平鍋 健児氏(永和システムマネジメント)
ひが やすを氏(電通国際情報サービス)
萩原 正義氏(マイクロソフト)
関 将俊 氏(東芝医用システムエンジニアリング)
司会:倉貫 義人(XPJUG代表)
16:45-17:00 抽選会(休憩)
17:00-17:20 世界初!!XP小劇団の 対決!
劇団ペケ ぴー(世界初XP小劇団) vs アンプラーズ(2004 年ADCベストパフォーマンス賞受賞)

Agile/XP界の中でも、日本が世界に先駆けている分野がこの「小劇団」です。ついに両者が激突することと相成りました。ご期待ください!
17:20-18:20 XPユーザ会恒例 ライトニングトークス!

1人持ち時間は泣いても笑ってもたったの5分。5分我慢すれば、あなたも250人の聴衆の前でヒーロー/ヒロインに!!
11人のトーカーが5分の間で、熱き想いを語り尽します!

絶賛参加者募集中です。内容はどこかでXPと絡んでいればOKです。申込みの際にトーカー参加希望の方はチェックをお願いします。
18:20-18:40 抽 選会(予定)
18:40-19:00 撤 収


(注 1) : 13:00〜15:00の間のみ、講演形式のセッションか、ワークショップ形式のセッションのどちらかをご選択頂きます。午前中及び、15:00以降の セッションは同じになります。

講演者プロフィール (敬称略)


萩本 順三
コンサルティング、R&D;に従事し、後進育成にあたる。最近は豆蔵にて要求開発方法論の開発の推進役。 前社では、オブジェクト指向方法論Dropの開発と普及、分散オブジェクト技術HORBのオープンソースプロジェクトの開発リーダとしてHORB v2.xの開発を手がける。()
平鍋 健児
1989年東京 大学工学部卒業後,3次元CAD,リアルタイムシステム,UML エディタJUDEなどの開発を経て,現在(株)永和システムマネ ジメントにてコンサルタントとしてオブジェクト指向とアジャイル開発を研 究,実践.オブジェクト倶楽部を主宰、アジャイルプロセス協議会副会長、XPJUG アドバイザリ。
翻訳「XPエクストリームプログラミング導入編」,「リーンソフトウェア開発」、「アジャイルプロジェクトマネジメン ト」など多数.
「ハート駆動型コミュニケーション」をモットーに、人に感動を与えられるコンサルタントを目指している。
ひが やすを 1992年、東京工業大学理学部卒業後、株式会社電通 国際情報サービスで、主に大手都銀のシステム開発を手がける。
現在は、IT アーキテクトとして金融以外のプロジェクトにも参加する一方、 JavaオープンソースプロジェクトSeasarのチーフコミッタ もつとめる。
著書「JDBCコンポーネントプログラミング」、翻訳「XPエクストリームプログラミング導入編」、「オラクルSQLチューニング」など多数。
天野 勝
(株)永和シス テムマネジメント サービスプロバイディング事業部所属
大手電機メーカの情報システム部を経て、2002年10月より現職。 オブジェクト指向および、アジャイルプロセスの導入コンサルタントとして活躍。
雑誌「日経ソフトウエア」にて「実践的オブジェクト指向設計のコツ」を連載中。
「仕事術としてのアジャイル」をテーマとして、幅広くアジャイルの普及活動を行っている。
萩 原 正義 Software Architect。1993年マイクロソフト入社。北海道大学、早稲田大学非常勤講師。
.NET開発、 アーキテクチャの調査研究と技術啓蒙に従事。アスペクト指向、フ レームワーク実装技術、開発方法論、データ中心アプローチとオブ ジェクト指向分析/設計との融合、モデル駆動型アーキテクチャ、 サービス指向アーキテクチャなどが現在の興味対象。趣味は、IT 業界の著名人との雑談とウインター・スポーツ。ソフトウェア技術 の発展に貢献することが夢。
関 将俊 プログラマ。オブジェクト指向プログラミング、 分散システムに興味を持つ。好きな言語はCとRuby、好きなメソッドはmethod_missingとinject、好きなプラクティスはplanning gameである。
主な著作は「dRubyによる分散・Webプログラミング」。 現在、東芝医用システムエンジニアリング(株)に在籍。
劇団ペケぴー ソフトウェア開発の現場で日常的に発生する問題を取り 上げ、演劇風に伝える、社会派劇団。
素人顔負けの演技力と、練りに練られていないとても玄人にはかけない脚本をウリとし、一部の限られた方面に広く人気がある。
過 去の台本などを公開中
アンプラーズ XPを導入できたプロジェクトで起こりがちな問題「アンチプラクティス」を題材に、体を張って伝える小劇団界のニューウェーブ。2004年にソルトレイクで行われたADCにて、世界デビューを果たした。アメリカでも一部の人たちに大ウケしている。
倉貫 義人 XPJUG代表。TIS株式会社、基盤技術センター所 属。学生時代から現職に至るまで、一貫してオブジェクト指向による開発に従事している。 eXtreme Programmingに出会ってからは、その魅力に虜になり、XPを導入した複数のプロジェクトで、設計開発やプロジェクト管理、導入支援に従事している。ソフトウェア開発における理論と実践の狭間を埋めることを、テーマとしている。
著書「バグがないプログラムのつくり方」。

申込み人数が最大に達したため締切らせて頂きます。