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2006.03.09 更新

 

“ポスト城島”は誰?ソフトバンク・山崎が猛アピール

(オープン戦、ソフトバンク3−3ヤクルト=九回規定により引き分け、8日、ヤフードーム)「ポスト城島」の行方が混とんとしてきた。正捕手候補の1番手・的場がオープン戦で結果を残せない中、23歳の山崎が猛アピール。メジャー帰りのヤクルト石井一からの2安打を含む猛打賞で、ファンと首脳陣にその名を売りこんだ。

「石井さんも調子良くなかったでしょうから。ボール球を振らないようにしているけど、きょうも振ってしまった。まだまだですよ」

本人は謙遜を続けるがオープン戦5試合出場でで10打数6安打。5つ年上の的場が打率.182と停滞しているのを尻目に快音を鳴らし続ける。

マスクをかぶっても評価は高い。先発の新垣が「必死にリードしてくれて、テンポもいい」と評せば、監督代行を務める森脇チーフコーチも「要所要所でセーフティーの警戒を内野に施したり、立派なもの。きょうなんかは一分のすきもなかった」と褒めちぎった。山崎が出場時のチーム防御率は2.10。的場の同5.34に比べ、大きく水を開けている。

「(開幕戦で)座りたいという気持ちはある。がんばります」

報徳学園卒の6年目。長かったファーム暮らしを糧に、常勝球団の扇の要を虎視眈々と狙う。

(三木 智隆)

◆左右に打ち分け3安打1打点のソフトバンク・山崎

「1日に3本打つよりも1本ずつ打てるようになりたい。(リードは)もっと配球を勉強しないと。まだまだやることは多い」

★新垣、8奪三振でシーズンにめど

先発ローテの一角、新垣が5回を投げ5被安打2失点。切れ味鋭いスライダーで、5連続奪三振を含む8三振を奪った。

「追い込んだら三振は狙っています。乗ってくるし、モチベーションも上がりますしね」

杉本投手コーチも「トータル的に見てよかった」と合格点。オープン戦先発予定は残り2試合。開幕戦線へ向けて万全な仕上がりを見せている。

★本多が打撲

本多雄一内野手(21)が三回に投球を左手首に受けそのまま退いた。福岡市内の病院で検査を受けた結果、打撲と診断された。9日以降の出場は状態を見て決める。