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日本列島に広がる火山帯
日本の火山帯

●列島の南北にカーブをえがくように、86の活火山があります。

 活火山(かつかざん)とは、現在もさかんに噴火を続けている火山のほか、過去に噴火(ふんか)したことがわかっていて、現在の火山活動は活発でなくても、将来噴火する可能性があると思われる火山のことをいいます。日本国内では、合計86の火山が活火山として指定されています(北方領土をふくむ)。
 国内での火山の分布をおおまかにみてみますと、本州の中央部を境に西日本火山帯と東日本火山帯にわけられます。両火山帯における火山の密集地域を海溝側(かいこうがわ)のもっとも外の部分をたどれば、ほぼ一線をえがくことができ、これを火山フロントと呼んでいます。
 火山フロントは千島(ちしま)−カムチャツカ海溝、日本海溝、伊豆−小笠原(おがさわら)海溝、そして琉球(りゅうきゅう)海溝とほとんど平行に走っています。西側から火山フロントに近づくほど火山の分布は密集し、また噴出する量も多くなります。
 富士山も活火山の一つで、いまから300年ほど前に大噴火しましたが、現在表面上の活動はみられません。しかし、富士山の火山活動は終ったわけではなく、いつかまた眠りをさまし、噴火する時がくると考えられています。