ウォーカープラスウォーカープラスウォーカープラス 東京
 グルメ  映画  ウエディング  ヘアサロン  ショッピング  エンタメ(CD/BOOK etc.)  DVD  学ぶ  部屋探し
 シゴト探し  友達探し  クルマ  トラベル  プレゼント  占い  ケータイ  ガールズ  ダイエット  ブロードバンド  天気  
現在の位置:全国トップ東京


おすすめの一冊

●伊藤理佐 「おいピータン!!(9)」
●吾妻ひでお 「逃亡日記」
●海堂 尊 「螺鈿迷宮 」
●西 加奈子 「通天閣」
●恒川光太郎 「雷の季節の終わりに」
●垣根涼介「真夏の島に咲く花は」
●秦 建日子「刑事 雪平夏見 アンフェアな月」
●新堂冬樹「あなたに逢えてよかった」
●西條奈加「芥子の花−金春屋ゴメス−」
●山崎ナオコーラ「浮世でランチ」
●三浦しをん「三四郎はそれから門を出た」


新刊情報
[小説]

●アナンシの血脈(上・下)
 冴えない人生を送るチャーリー..
●はじめての文学 よしもとばなな
 初めて文学と触れ合う若い世代..

[社会論]

●現代日本への警鐘
 キレ芸でおなじみのカンニング..

[コミック]

●PLUTO(4)
 「鉄腕アトム」の「地上最大の..


週間ランキング(日販調べ)
1/12[金]-1/18[木]
■総合
順位   書     名
1   DDD(1)
2   国家の品格
3   刀語(1)
4   純愛
5   η(イータ)なのに夢のよう
6   病気にならない生き方(1・2)
7   世界の日本人ジョーク集
8   東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
9   もしもキミが。
10   恋空(上・下)
■単行本フィクション
■単行本ノンフィクション
■単行本ビジネス
■新書フィクション
■新書ノンフィクション
■文庫
 

志村貴子
「なんか照れちゃうんです」



プロフィール
しむら・たかこ(自画像)●73年生まれ。97年「ぼくは、おんなのこ」でデビュー。作品「敷居の住人」(全7巻・エンターブレイン)、短編集「どうにかなる日々」(太田出版)。アンソロジー「コミック☆午後の恐竜」(秋田書店)参加
最新刊はコレ!
放浪息子(1)
エンターブレイン
620円(発売中)
 一見女の子、転校生の可憐な小5男子・二鳥修一はハンサムな女子・高槻よしのと友達に。「コミックビーム」連載中



ラヴ・バズ(1)
少年画報社
505円(8/28(木)発売)
 試合直前に失踪した藤かおるは5年後、1児の母となって練習生から再スタート! 「キングダム」連載中。
 美しくやわらかな絵柄と、繊細な心の機微を描き出す語り口が魅力的。本人に率直な作品の感想を伝えると、志村貴子は「恥ずかしいですから」とうつむいてしまった。

 「つい最近まで自分の漫画のタイトルや主人公の名前を口に出せなかったぐらいで。打ち合わせの時も『主人公の友達のあの子が』とかって言っていたんです。なんか照れちゃうんですよね」

 とたんに志村漫画の登場人物たちが目に浮かんだ。初の連載作品にして全7巻という長編となった「敷居の住人」。このシャイな人だから、あのなんとも言えない思春期の抜き差しならない日々を描くことのができたのだろう。

 「いえいえ。『敷居の住人』、最初のころはひどいぐらい売れなくて。打ち切られる寸前までいったんですよ。それに、ちょうど自分の中で漫画を描くことへの執着がなくなっていた時期も重なっていて。初めて『コミックビーム』に読み切りが載ったころはやる気満々で、でも、その後しばらく声がかからないままの時間があって。ちょうど、どん底ぐらいのころに連載が決まったんです。だから、やる気は出ないわ、単行本は売れないわ、自然と漫画の内容も後ろ向きになっていったという(笑)。わりと殺伐とした気持ちで描いていたんです」

 が、書店に単行本3巻が並んだころから注目度が上昇。その裏には描き手の気持ちの変化があった。

 「打ち切りになるかも……というお話があった直後、気持ちが吹っ切れたんです。ちゃんと取り組もう。自分が楽しく描けるようにしなくちゃ、と。気負いがなくなったってことなのかもしれません。とにかく漫画を描くことに対してダレダレだったのが、のたうち回りながら描くようになりました。それはそれで大変なんですけど(笑)」

 今は、女の子になりたい小学生の男の子が主人公の「放浪息子」と、史上最も試合シーンの少ない(?)女子プロ漫画「ラヴ・バズ」連載中。

 「プロレス漫画には周りもすごいビックリしてました。会う人、会う人に『なんで?』って聞かれるんですが、別に強制されたわけじゃなく、女子プロは描きたい題材だったんですよ。ただ、試合は少ないし、主人公がまっすぐ成長するわけでもないし、読者さんがどう思っているのか。心配です」

 一方の「放浪息子」は……。

 「あのテーマは『敷居の住人』の後半に思いついたんです。最初は女子高生が男になりたくってという話だったんですけど。男の子、それも成長期前の方が悩みやつらさもハッキリしていくかな、と」

 主人公の修一は見た目もかわいらしく、同級生のワンピースを着てもしっくりくる男の子。だが、この先には成長期が待っている。声変わりもあり、背も伸びる。

 「変化が顕著ですからね。実はそこを描きたくてしょうがないんですよ。体が変化して、わーっと悩んでいく深い展開のところを」

 そう言って再び照れ笑いをした志村貴子。ともかくも行く先が楽しみな漫画家がここにもひとり。

取材・文=佐口賢作

 

TOP   |   北海道   |   東京   |   横浜   |   千葉   |   埼玉   |   東海   |   関西   |   神戸   |   京都   |   九州
ウォーカープラス に掲載されている全ての画像、文章等の無断転載を禁止します。ウォーカープラスの著作権は全て(株)角川クロスメディアに帰属します。