ヒト幹細胞研究支援室

■プロフィール

ヒト幹細胞の研究は学術的に重要であるだけでなく、医学・産業への応用が強く期待されています。しかしながら、ヒト幹細胞の培養技術や維持管理方法といったノウハウは、技術的に難度が高く、研究開発機関を越えた共有は十分にされていないのが現状です。今後の医学利用などの研究開発の迅速な発展には、そうした体制づくりが必須と考えられます。ヒト幹細胞研究支援室は、ヒトES細胞およびその派生細胞株の取り扱いにかかわる幅広い技術開発を行い、CDB内部および国内の大学・研究機関に対してそれらの技術の移転を支援することを目的に2007年度に設置されました。また、将来的には、ヒトES細胞の培養・維持・管理にかかわる技術情報はもちろん、生命倫理や医療利用などの国際情報をも収集し、各機関へ発信することで再生医療の実現に向けたトランスレーショナルリサーチを推進してゆきます。

笹井 芳樹 M.D., Ph.D.
笹井 芳樹M.D., Ph.D.
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