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福邦銀行(福井)とATM提携 北銀・10月めど相互無料化

2007年05月23日

福邦銀行(福井)とATM提携 北銀・10月めど相互無料化

 北陸銀行の高木繁雄頭取(ほくほくフィナンシャルグループ社長)は二十二日、富山市磯部町の富山行員クラブで会見し、十月をめどに福邦銀行(福井市)との間でATM(現金自動預払機)を相互無料開放すると発表した。北陸では、富山第一銀行と北国銀行、福井銀行の三行が同月から時間外や休日を含めATMの相互利用を完全無料化する方針を打ち出している。競争が激しさを増す中で、高木頭取は「地元北陸の顧客に喜ばれるサービスを追求していく」と強調した。

 福邦銀は福井市に本店を置く第二地銀。ATMは福井県内の六十七カ所を含め計七十六カ所にある。今回の相互開放で、北銀にとっては、同県内で現金を無料で引き出せるATMが現行の四十七カ所から約二・五倍に増える。高木頭取は「福井のATMの数は(富山や石川に比べ)見劣りしていたが、これで北陸全域で整備できる」と説明した。

 北銀がATMの相互無料開放を行っている金融機関は、経営統合している北海道銀行のほか、横浜銀行、大垣共立銀行(岐阜県大垣市)と、にいかわ(魚津市)、のと共栄(石川県七尾市)、高山(岐阜県高山市)の三信金。これに、今回の福邦銀のATMとコンビニATMを合わせると、平日の日中に無料で利用できるATMが北陸で六百六十カ所、全国では一万三千五百十六カ所になる。

 高木頭取は「都会地での利便性を考えれば、FIT(富山第一銀、北国銀、福井銀の三行提携の総称)以上のサービスを提供できる」と自信をのぞかせた。一方、時間外や休日のATMの無料化については「取引内容に応じてポイントを付与する制度によって、実質的には既に無料になっている」と説明した。

 平成二十年度に前倒しを目指している公的資金の返済については「早く完済したいという思いは変わっていない。実現に向けてさらに努力が必要」と述べた。

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