水着、ビキニ｜ビキニ世論調査 in 湘南 2007

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取材・文：かなざわいっせい　

取材・写真撮影・動画撮影＆編集：MouRa特別世論調査隊　

　ＭｏｕＲａ夏の祭典、ビキニ世論調査は、2005年総選挙での岡田・民主党大惨敗＆ホリエモン落選、さらに2006年自民党総裁選でのポスト小泉は安倍晋三を、ズバリ的中させてきた。よって、選挙は水着ギャル100人だけでやればいい、その結果は日本国民の総意である！　と言ってしまっても過言ではない。選挙のために使われる税金も超大幅に節約できるしね。
　とにかく、この国の形・品格は水着ギャルがつくるのだ、よろしくお願いしますと、今年もまた我々は湘南に突撃したのだった。

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　まず最初に安倍晋三内閣総理大臣、小沢一郎民主党代表の写真を見せた。安倍総理の顔を知っていると答えたギャルは100人中97人、名前まで言えたのは95人。一方の小沢代表を知っているが89人、名前までは54人。メディアへの登場頻度を考慮すると、小沢代表の認知度はかなり高い。ちなみに安倍総理の名前が言えなくて小沢代表は言えたのは、34歳・主婦ただ一人だった。

「夫になる人の条件はＤＶでない、お金にルーズでない、ウソをつかない、まじめな人。月収は35万円以上希望。でも、お金があると男の人は浮気するから……」21歳・フリーター

　前回のビキニ世論調査（2006年）では、安倍総理（当時は自民党幹事長）の名前まで言えたギャルは68人だった。年金問題及び大臣のスキャンダルのたびに言い訳会見でテレビに顔をさらしたことが、安倍総理の名前認知度95％につながったのなら……皮肉だ。

　ところで2004年の本調査で、当時の民主党代表岡田克也を知っていると答えたのはわずかに34人。小沢代表は、それの2.62倍だから、今回の参院選での民主党大躍進は約束されていたと言い切ってしまっていい。「このおじさんは民主党代表の小沢一郎さんです！」と、しっかり教育的指導をしておいたので、次回衆院選はホントにヤバイぞ自民党！　である。
　だけんどもしかし、小沢代表の名前を言えなかった46人の中に、「このおじさん、森だよね」とカマシたギャルが10人もいたのだ。そこんところを、小沢代表には肝に銘じていただきたい。

　２つめの質問。７月29日におこなわれた参議院選挙の投票に行きましたか？
　20歳未満で選挙権を持たない25人を除く75人の答えは、「はい」が26人、「いいえ」は49人。投票率の全国平均58.64%に比べると、水着ギャルの34.67%はかなり低かった。棄権した理由は、「面倒くさい」「興味がない」「わからない」「旅行に行ってたから」等々、このクソ暑い夏真っ盛りになんで選挙なのよ！　と文句の一つも言いたい彼女たちなのであると勝手に推測。「行こうと思ってたのに忘れた」（20歳・会社員）、「行ったけど投票所をまちがえて投票できなかった」（22歳・会社員）というウッカリギャル、「市長選じゃなかったの？」（24歳・保育士）というオトボケギャルがいたことも書き添えておく。　

　で、今も昔も変わりなしのギャルだからと、眉をひそめてはイカンのである、じつは。あのね、棄権した理由で圧倒的に多かったのが、「仕事してたから」なのだ。なかには１名「カレシと一緒にいたから」などという大胆不敵な21歳・フリーターもいたが、日曜日も汗だくになりつつ働いていたのである。安息日まで仕事という日本にしてしまったのは、誰か？　安倍総理にも、小沢代表にも、じっくりと考えて善後策を練っていただきたい。　
　あ……、あれ、本日は８月５日の日曜日なんだけどねえ、ど、どーしてギャルたちよ、仕事しないで江の島にいるのですか？　……それを訊くのは野暮だから、次に行きます。

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