長崎の夏の風物詩、長崎ペーロン選手権大会が28日から2日間にわたって催され、晴れわたった長崎港で、選手たちは日ごろの成果を披露しました。港内の約半分の水域を大会専用水域として区分して行われます。この大会は「ながさきみなとまつり」のメインイベントとして行われます。
28日は職域、中学、女性の3部門で計33チームが参加、29日は一般の部で県外3チーム(兵庫2・熊本1)を含む26チームが出場し、三重A(崎上)が3年ぶり2回目の優勝を飾りました。
レースが行われるコースは往路630m、復路520mの計1150mで、この往復コースでタイムを競います。漕ぎ手は太鼓やドラの音に合わせて櫂で力漕(りきそう)します。水しぶきを上げながら競漕するペーロン船に、陸の会場からは大きな歓声が上がります。
29日の一般の部では三重A(崎上)チームが深堀A(戸泊)チームにわずか0・12秒差で競り勝ち、3年ぶり2回目の優勝を飾りました。
上位成績は次のとおりです。
(1)三重A(4分59秒20)
(2)深堀A(4分59秒32)
(3)野母崎(5分1秒39)
ペーロン船は有志の各町内や地域ごとに所有しており、各地域で小規模のレースを行ったりしています。各チームは日ごろからこの大会をめざして練習に励んでいます。子供のチームから大人のチーム、職場単位のチームまでさまざまにメンバーを組んで楽しんでいます。日本国内でのペーロン祭は長崎、相生(兵庫県)、沖縄で行われています。
<イベントの内容>
7月28日(土) |
長崎ペーロン選手権大会(松ヶ枝国際観光埠頭) ベイサイドコンサート 花火大会 ベイサイドマーケット |
7月29日(日) |
長崎ペーロン選手権大会(松ヶ枝国際観光埠頭) 先賢まつり長崎さるき山車パフォーマンス 市民ステージ 大花火大会(両日合計5,500発を予定) 飛帆クルーズ ベイサイドマーケット |
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