三姉妹こけし、静かな人気 仙台名物に彩り

人気を集める「仙台名物三姉妹こけし」。手前が伝統スタイル、奥は創作スタイル。右から長女「笹かま」、次女「牛たん」、三女「ずんだ」
 地元名産の笹かまぼこ、牛タン、ずんだもちを仲良し姉妹に見立てた「仙台名物三姉妹こけし」が、静かな人気を集めている。仙台市青葉区の民芸品店「彩りそえる しまぬき」が、大型観光宣伝「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン(DC)」をにらんで6月末に発売して以来、若い女性を中心に売れ行きは好調。店は「地域の宝を再認識してもらうきっかけになってほしい」と期待している。

 新商品は、普段はこけしに興味を持たない若い世代などにアピールしようと考案され、女性スタッフの鈴木千紘さん(26)がデザインした。

 基本デザインを基に宮城県内の伝統こけし工人と、創作こけし工人がそれぞれ製作。2つのバージョンが出来上がった。

 伝統スタイルは高さ3―5.5センチ。ほっそり体形でお澄まし顔の長女「笹かま」、角を生やし舌を出した元気な次女「牛たん」、緑色の着物から白いふっくらした顔をのぞかせる三女「ずんだ」。それぞれの持ち味を簡潔に表現している。

 創作スタイルは、高さ4―6.5センチと一回り大きい。より丸みを強調し、つぶらな瞳の幼児の笑顔を思わせる。

 鈴木さんは「女性の手のひらに載せられる大きさで、かわいらしいものをイメージしました」と説明する。

 店によると、従来のこけしの3―4倍の売れ行きという。伝統、創作スタイルとも若い女性の人気が高く、特に創作は外国人観光客が購入していくという。島貫昭彦専務(51)は「仙台名物とこけしが結び付くことで、地域が元気になってくれればうれしい」と話している。

 三姉妹こけしはセット販売ではなく、1個ずつの別売り。税込み価格は伝統スタイルが1050円。創作スタイルが735円。連絡先は、しまぬき022(223)2370。
2008年09月20日土曜日

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