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小泉元首相が政界引退 次期総選挙は二男を後継に、後援会の会合で表明 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:自民党
小泉純一郎元首相(66)が25日、関係者に対して次期衆院選に立候補せず、政界引退する意向を伝えたことが明らかになった。衆院神奈川11区(横須賀、三浦両市)からは小泉氏の二男、進次郎氏(27)が自民党公認の後継候補で立候補する方向。小泉氏は平成13年から18年までの5年半にわたる首相在任中に郵政民営化などの「小泉構造改革」を進めた。現在でも17年の郵政選挙で当選した「小泉チルドレン」らの間に強い影響力を持つ。
関係者によると、小泉氏は25日、横須賀市で開かれた後援会の会合で、近く予定される衆院選に立候補せず、今期限りで引退する意向を表明。その後、記者団の「引退は間違いないか」との問いかけに対し、うなずいて肯定した。小泉氏は昨年夏ごろから、米国ワシントンの戦略国際問題研究所(CSIS)で日米関係の研究活動を行っていた二男の進次郎氏を後継者とするため、地元での活動に専念させていたという。
小泉氏は昭和17年に横須賀市で生まれ、福田赳夫元首相の書生を経て47年の衆院選で初当選し、連続12回当選。政界では子分をつくらない一匹狼(おおかみ)的な存在だったが、自民党の山崎拓元副総裁、加藤紘一元幹事長の「YKK」グループと呼ばれる盟友関係を築いた。森喜朗元首相の退陣を受けた平成13年の総裁選で3度目の出馬を果たし、圧勝して第87代首相に就任した。
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