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朝青が稀勢の里に“お礼参り”

出げいこで若の里(左)を首投げで投げ飛ばす朝青龍

 横綱・朝青龍(27)=高砂=が2日、初場所で敗れた小結・稀勢の里(21)=鳴戸=に“お礼参り”をした。大阪入り後に予告していた通り、大阪・港区の鳴戸部屋に出げいこ。申し合いでは厳しい攻めを見せ、稀勢の里に11勝3敗、幕内・若の里を含めると16勝4敗。4場所ぶりの優勝を狙う春場所(9日初日・大阪府立体育会館)へ、順調な調整ぶりを披露した。

 朝青龍は、最初の相手に迷わず稀勢の里を指名。もろ差しから170キロを超えるホープをつり上げ、そのまま土俵外の壁まで運んでいく“先制パンチ”を出した。その後も、強烈なのど輪を繰り出すなど厳しい攻めを連発。「自分としてはまあまあよかった。稀勢の里は強くなっている」軽く首を痛める場面もあったが、余裕をのぞかせた。

 前の場所で土をつけられた相手を場所前に“強襲”し、恐怖心を植え付けるのが常とう手段だ。特に稀勢の里には、出場停止明けで優勝を狙った初場所2日目、背中を向けて送り倒された屈辱を味わっただけに、何がなんでもたたいておきたい相手。大粒の汗を流した稀勢の里は「すべて上ですね」と脱帽するしかなかった。「じゃあね」と満足そうな顔で車に乗り込んだ朝青龍。賜杯奪回へ、手ごたえをつかんでいたようだった。

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(2008年3月3日06時02分  スポーツ報知)

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