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朝青龍放心4敗休場へ 来場所進退…大相撲秋場所9日目

朝青龍(右)は安馬に送り出しで敗れ4敗目

 ◆大相撲秋場所9日目 ○安馬(送り出し)朝青龍●(22日・両国国技館) 横綱・朝青龍(27)=高砂=が、10日目から休場することが確実となった。過去13勝1敗と得意にしている関脇・安馬(24)=伊勢ケ浜=に送り出されて4敗目。覇気のなさに、武蔵川理事長(元横綱・三重ノ海)は休場を勧告した。休場となれば2場所連続となり、出場停止を除けば初。九州場所(11月9日初日・福岡国際センター)に進退を懸けることになる。

 土俵にいたのは朝青龍ではなかった。横綱の抜け殻だった。制限時間いっぱいで塩を取るとき、左手で締め込みを叩くいつものパフォーマンスがない。花道にあるNHKのカメラをふてぶてしくにらむ姿もない。立ち合い、両手こそ付いたが当たりがない。安馬の右変化についていけず、後ろに回りこまれて何の抵抗もなくぶざまに送り出された。5秒1の惨敗。西土俵下であきらめたようにため息をつくと、頭を下げ花道を引き揚げた。

 前日(8日目)の豊ノ島戦で判定にブチ切れた横綱とは別人だ。首をひねって戻った西支度部屋。「向こう手を付いたか? 待ったかと思った」。後は何を聞いても無言。駐車場へ向かうとき、弱音を漏らした。気合を注入するパフォーマンスが消えたことに「(左ひじが)痛くて叩けねぇんだ。気持ちはあるんだけどな。まぁしょうがない」。負傷している左ひじの影響で、闘志がなえたことを告白した。

 全身から闘志を発散し、誰よりも勝ちにこだわり22回の優勝を手にしてきた。その強さを支えてきた気迫が消えた。周囲はあまりの異変に衝撃を覚えた。土俵下の放駒審判部長(元大関・魁傑)は「今まで見たことのない表情だ。勝負する顔じゃない。心配だ」。対戦相手の安馬も「いつもより気合がないように感じました」と断言した。

 武蔵川理事長は「自分の動きができなくて気持ちに焦りがあった。本来の相撲が取れなければ休むのはしょうがない」と休場を勧告。師匠・高砂親方(元大関・朝潮)は打ち出し後、「最悪休場する」と話し、10日目からの休場は確実だ。今場所中は引退の危機もあったが、関係者には「来場所は倍返しにしてやる」と引退を否定したという。2場所連続休場は自身初となるが、理事長は九州で進退が懸かると明言。「2場所連続休めばそうなる」。横綱・朝青龍に力士生命の終焉(えん)の時が来た。

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(2008年9月23日06時02分  スポーツ報知)

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