「崖の上のポニョ」などで知られる宮崎駿さんの監督デビュー作となった劇場版アニメ「ルパン三世 カリオストロの城」ブルーレイディスク版(12月3日発売)が、約1万3000枚を売り上げ、15日付のオリコン週間ランキングでブルーレイチャートの1位になったことが分かった。また、ルパン三世の劇場版第1作の「ルパンVS複製人間」(同日発売、吉川惣司監督)はジャッキー・チェンさん主演のアクション映画「ドラゴン・キングダム」に次ぐ3位に入った。
「カリオストロの城」は、精巧な偽札「ゴート札」をめぐってカリオストロ公国に乗り込んだルパンが、美少女クラリスと出会い、さまざまな騒動に巻き込まれるストーリー。79年に公開され、宮崎映画の原点とも言われており、現在でも、たびたびテレビ放送され、高視聴率を記録している。「ルパンVS複製人間」は、なぜかナポレオンやヒトラーが住む不思議な島に迷い込んだルパンと神を自称する謎の男「マモー」との対決を描いた。故・三波春夫さんが手がけたテーマ曲「ルパン音頭」も話題を呼んだ。【立山夏行】
2008年12月10日