Personal


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佐藤修 落葉松林(からまつばやし)
佐藤修


誕生日
昭和34年5月20日  
 今年でちょうど50歳


出身地
札幌市東区
(手稲山の柔らかな稜線が見えます。)
市立札幌小学校卒
 同 札幌中学校卒
道立札幌丘珠高卒   
      (一期生)
中央大学卒
京王線代田橋徒歩7分。
月2万円の下宿でした。

血液型
O型
担当番組
TBCイーグルスベースボール
スポーツ中継
あすらじ
(ラジオ毎週土曜日18:00〜19:00)

趣味
園芸・料理

今、興味のあること
冬に植えかえたバラがちゃんと咲くかどうか

得意ジャンル
スポーツ観戦

好きなタレント、芸能人
井上真央さん
沢木耕太郎さん

私の好きな・・・
花はバラです。   ひとりジンギスカンも捨てがたい。

お気に入りの場所
市民プール

私のよく行くお店
ホームセンター
ガーデニング店
100円ショップ
びっくり○○キー
みやぎ生協

私ってこんな人です
動物に例えればハムスター。

『赤めだか〜プチ読〜』
2009/03/08

今日のプチ読書は、立川談春著 扶桑社刊 「赤めだか」です。
平成9年に真打に昇進し、今や志らくとともに立川流の中堅2枚看板を担う立川談春、家元談志に入門し真打に昇進するまでのものがたりです。
ところどころこれはネタかなと思わせる脚色も見られますが、談志のもとでの修業の日々は、「落語への情熱」程度では乗り越えられるものではない厳しさがありました。
修業とは矛盾に耐えることだ」と談志が言うように、行く先々で矛盾にぶつかりますが、前後して入門した談々関西とともに乗り越えてゆきます。そこに登場したのが大学出身、先輩の高田文夫の紹介で入門してきた志らく
3人の嫉妬がうず巻きます。そこで談志は談春を呼び
お前に嫉妬とは何かを教えてやる」といって諭した談志の言葉にうなりました。
立川流では二つ目になるまでには50の根多(ネタ)を覚えなくてはなりません。志らくを加えた前座4人衆は二つ目昇進に向けて歩んでゆきます。4人はどういう形で2つ目になるのか。スリリングでおかしくて、ちょっとしんみりし噺家さん方の日常を垣間見ました。
落語協会を抜け出し、一見八方破れのように映る談志のきめの細やかさ、深い思慮、そして慈愛に満ちた思いやり。袂を分かった師匠小さんへの思い。談春の努力の日々より、読めば読むほど談志のすごさに感銘を受けた作品でした。(敬称略)

   


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