基本情報
佐井村は、東経自140度16分、至140度57分、北緯自41度12分、至41度28分。本州最北端の大間より南へ13.1キロメートル。下北半島の西側に位置し、津軽海峡に沿って南北を底辺とする細長い三角形をなしています。
北部は大間町、東部・南部はむつ市にそれぞれ境を接し、津軽海峡を隔てて北海道渡島と相対しています。
地勢は、概して峻険で平坦地が少なく、ほとんどが山地となっています。したがって役場所在地の佐井地区を中心に南部・矢越地区以南は、山岳が海岸線まで迫っていて断崖絶壁を成しています。このため耕地は極めて少なく、原田地区と野平盆地にわずかにあるにすぎません。集落は、海岸線に沿って8集落、山間部に1集落が点在しています。
一般に海岸地帯の気象は、海流の影響を受けますが、対馬暖流系に属し、北緯41度地帯として低気圧の常習コースとなっています。雨量は全国的にみると少ない地域で、降水量のピークは9月にあり、3月が最も少なくなります。積雪は、季節風によって吹き飛ばされるため、海岸線は少なく、山間部は吹き溜まりによって深雪となります。積雪量は場所によって差異があり、長後地区以南では、1メートル以上におよぶこともあります。
そんな厳しい環境の中で、雄大な自然は俗化されないままの姿をとどめています。また、古くからの自然の恵みの宝庫として知られ、目前に広がる津軽海峡からは、豊富な海産物が・・・、背景に連なる山々は、青森ひばの豊かな資源に覆われています。
本州中部以北の海岸に近い岩場や砂浜に自生し、濃い色の斑点のある黄赤色の花には人を魅せつける力強い美しさがあります。
海鷹とも言われ、空中からダイビングして魚をし止めることで知られています。佐井の海岸にはこのミサゴの営巣箇所が多くあります。
正式名称ヒノキアスナロの俗称で、このヒバ林は日本三大美林の一つとなっています。近年、ヒバに含まれる成分が注目され、石鹸や入浴剤などにも利用されています。
佐井村役場 〒039-4711 青森県下北郡佐井村大字佐井字糠森20 TEL:0175-38-2111(代表) FAX:0175-38-2492
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