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世の中のおいしい情報は全て富裕層のもの

リスクをとって素早く決断するという姿勢

富裕層と一般人

 以前から勝ち組と負け組の差が広がっていると言われていますが、最近は「超」勝ち組と、その他まとめて負け組と言ってもいいくらい所得格差の拡大スピードが速まっています。要するに、お金持ちはますますお金持ちになっており、その他の人はそこにとどまり続けるか下落してしまうという現象が加速しているのです。
 
 例えば不動産であれば、優良物件が出たときでも、一般人が迷いながらローンを組もうと融資審査などでまごまごしているうちに、お金持ちが資金力を背景に、即断即決でかっさらっています。彼らは本当に決断が早い。そしてそういう決断が早くお金を持っている人たちを、金融機関や不動産業者も優遇するのです。

富裕層に流通する優良未公開株

 株にしても同じです。優良未公開株の情報は、富裕層の間で流通しています。僕の知り合いの社長が、証券会社からこのような話をもちかけられたそうです。
「今こんな面白いベンチャー企業があって、数年後には上場を目指しているのだけど、出資してみないかい?」
そのベンチャー企業は、今は超優良アパレル企業として高株価をつけており、出資したその社長は、公開時の売却益で何十億円ものお金を手にしました。この未公開株は、一部の富裕層、実業家、大手企業の重役などの閉じた世界でやり取りされました。
 
 証券会社も、預け入れ資産の額によって客をランク付けし、対応に格差をつけています。実際、バブル崩壊の折に廃業したある大手証券会社に勤めていた僕の友人はこう言っていました。
「本当に上がりそうな有望な企業の株は、まず、本店レベルの大得意客に持ち込まれる。それで売れ残ったものが支店レベルの大得意客(預け入れ資産10億円以上)に、それでも売れ残ったのは、次の得意客(預け入れ資産1億円以上)に持ち込まれる。そして、最後に売れ残ったものが、一般顧客に押し付けられるという構図になっている。だからお金持ちのところにはおいしい情報が、一般の人にはカスのような情報しか行かないんだ。」

富裕層の情報ネットワーク

 お金持ちには、よりお金持ちになる情報やチャンスがどんどん入ってくるのですが、一般人にはそんなおいしい情報もチャンスも巡って来ません。そんな投資や取引は、お金持ちの間で完結しているからです。つまり、貧富の差は広がりこそすれ縮まることはないという構図になってしまっているのです。
 
 そういう情報ネットワークに乗るためには、まずは「自分は投資に興味がある」「投資額はこれくらいを考えている」いうことを情報発信し続けることが必要です。それを続けていくと、人づてに、「あの人は投資に興味があるらしい」「まとまった額の投資を考えているらしい」ということが伝わって、聞きつけた人があなたに投資話を持ちかけてくれます。そこで話がまとまれば、「あの人は優良顧客だ」と思われ、さらに他の話も持ち込まれるようになります。
 
 もちろん、その中には怪しいモノも多いので、見極めが必要です。ただし、見極めをする中で、あまりに細かいことを気にしていると、そういう情報の扉を自ら閉めてしまうことになりかねないので注意が必要です。

富裕層の投資に対する姿勢

 プロの業者やコンサルタントは、「こんなことが起こったらどうするの?」などとリスクばかり気にしているような客には、基本的に投資の話はそれ以上持ちかけません。なぜかというと、まず、そういう人を説得するには膨大な時間がかかります。あれこれ資料を見せろとか細かい情報を開示しろなどと言われ、非常に手間がかかるのです。そして、自己責任に対する意識が低いので、何か問題が起こればすぐにクレームをつけてきます。
 
 そういう人たちは人間関係ではなくカネだけの関係なので、長続きしません。誰だってそんな客とはつきあいたくないですし、そんな人に優良情報を教える義理はないわけですから。
 
 したがって、聞くだけでなく自分でも調べ、リスクをとって素早く決断するという勇気も必要なのです。そしてそういう姿勢を持った投資家が、一般人が目にすることのできない投資のチャンスを手に入れることができるのです。

取材協力:午堂登紀雄(ごどう・ときお)
 1971年、岡山県生まれ。中央大学経済学部卒。米国公認会計士。
 大学卒業後、東京都内の会計事務所にて企業の税務・会計支援業務に従事。大手流通企業のマーケティング部門を経て、世界的な戦略系経営コンサルティングファームであるアーサー・D・リトルで経営コンサルタントとして活躍。IT・情報通信・流通・ 金融をはじめとした国内外の大手企業に対する経営課題の解決や事業戦略の提案、M &A、企業再生支援など、数多くの案件を手がける。多忙を極める本業と並行しながら、独自の投資理論と手法を駆使し、貯金70万円から、わずか1年で3億円の資産形成に成功。
 現在は、株式会社プレミアム・インベストメント&パートナーズの代表取締役として、個人投資家を対象に、不動産投資コンサルティングを行なっている。著書に『33歳で資産3億円をつくった私の方法』『30代で差をつける人生戦略ノート』(いずれも三笠書房刊)がある。

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