ホーム建築作品タケナカトピックス2007 / ふじようちえん


ふじようちえん

外観
建物全景。ケヤキの大木が楕円の屋根を貫通している。


東京都立川市郊外の、武蔵野の風景を残す文教地区に完成した「地球(みんな)のひろば 藤幼稚園」の新園舎。この幼稚園は1971年に設立され、現在園児530人が在籍し、自立した子供を育てる「モンテッソーリ教育」を基本に、特徴のある幼児教育を行っている.「ここには木と土しかないんです…」という園長の言葉を受けて、人気アートディレクター佐藤可士和氏が「園舎全体が巨大な遊具」というコンセプトを立て、設計を担当した手塚氏が様々なアイデアを描き出し、建物を具現化した。 園舎は中庭を囲んでドーナツ形をした屋上のある平屋の建物で、屋上及び天井は、中庭の軒樋に向かってゆるやかな勾配がある。内部は天井高が園児に合わせてやや低く、また極力細く設計された柱が楕円の両側に沿って規則的に並び、広くフレキシブルな空間になっている。内装は白を基調に、床は全室無垢木材のフローリング、トップライトから明るい自然光が入る。ドーナツ形の屋上はウッドデッキで1周180mの園児が遊ぶスペース。また屋上から地面まですべり下りる「すべり台」や、ケヤキを残して建物に貫通させ、木登りできるようにするなど、子供たちが喜ぶ工夫が随所になされている。

建築主
:(学)みんなのひろば 藤幼稚園
所在地
:東京都立川市上砂町2-7-1
設計
:(株)手塚建築研究所
施工
:(株)竹中工務店
構造
:鉄骨造
階数
:地上1階
延床面積
:1,304m²



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