LCTuning
 
LC Top Photo
 
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私にとって、初めて使ったMacintoshは当時勤めていた会社に導入されたIIcxでした。
CPUは68030/15.6672Mhzで8MBのメモリ/100MBのHardDiskにコプロセッサ・24bitビデオカード付きでした。
システムは604Jが出たばかりで605Eと切り替えて主にグラフィックソフトとCADに使っていました。
LCとの出会いは翌年のMac World EXPOで一目惚れでした。
その後1992年4月にLCを購入。
通販の安売りShopの13inchモニター付きフルカラーセットで50万ぐらいでした。
時代のメインマシンはCentris.QuadraシリーズでQuadra700が安売りShopで本体価格100万ぐらいでした。
(今では考えられないけど昔はMacintoshはパソコンのフェラーリみたいなもんだった。)


私の購入したセットは、LC 4MB/40HDのモデルにShopが独自の増設を行ってセット販売にしたものだった。
まず、メモリをROMの上限の10MBまで追加し、HardDiskをHarf Hightでは最高容量(現在はHarf Hightが主流
だが当時は1inch Hightが主流だった。納期が遅れたのでShopに問い合わせたところハードディスクが出来上がっていないと言われ、ハードディスクのメーカー(富士通)に問い合わせたら、まだ担当者のもとにあった。
つまり、発注した時点では開発が終わっていなかったのだ。)の200MBに交換し、
インタウエアの24bitビデオカード「Vimage LCコプロ」を追加して純正の13inchモニタをセットしたもので、
体感速度としてはVimageのせいか最新のHard Diskのせいか会社のIIcxと遜色ないものでした。


私がLCを購入する直前に、LC用の68040アクセラレーター(亜土電子工業/TOKAMAC LC 68040/25Mhz 約50万
円)も発売され、LCII発表の噂が流れていたが、LC自体もLCIIにアップグレードできる事がわかっていました。LCのスペックに特に不満がなかったのでTOKAMACの値崩れを待っているうちにLCIIからLCIIIになりLC475が出てしまった。
ここにきてようやくLCの強化を決意した私は、中古のLC475(出たばかりなのに運が良かった)を購入し
これにLCのトップカバーを被せました。 それから、CADやグラフィックで使えるようにCPUの交換、フルカラー化、36MBメモリの増設、果てはクロックアップと加速して行った。
雑誌等で得たPLL設定によるクロックアップ方法ではバスエラーになる可能性についてふれており、
仕事で使う機械なのでハード的な不安要素は極力避けたかったことと、速度がはっきり体感できるような
劇的な変化が得られないことから後にアクセラレーター方式に変更しました。
PLL設定によるクロックアップ方法については、Gabezing Roomさんで詳細に紹介されていますのでここでは
取り上げません。

 
LC 2nd Photo
LC用の68040/50Mhzアクセラレーターは2社から出ており、68040のCPUソケットに直に差す縦長のコンパクト
なものでした。この為、拡張スロットのカードに干渉することがなく、共存が可能になっていました。
私はLCのピザボックス筐体が気に入っているので、PDS拡張BOXでLCを二段重ねにする気もないし、
なるべくLCの筐体から部品をはみ出すこともしたくない。かといって仕事柄フルカラー環境を捨てることは
できないので、このアクセラレーターは大変良いものに思えました。


68040/50Mhzアクセラレーター
Quadra Overdrive+ Photo
Newer Techから
発売された
Quadra Overdrive+
128KBの2nd Cashを
搭載していた。
ヒートシンクに小型の
ファンが付いていた。
現在は製造中止。
QuadDoubler Photo
Sonnet Techから
発売された
QuadDoubler
(2nd Cashナシ)
 
 
1999.3月現在、
販売中。


LC用PDS拡張BOX
THE MAX 説明 PhotoTHE MAX 設置 Photo 1992年頃
Christie's Computer inc.から発売された
THE MAX
40Wの電源と3.5inch Harf Hightのディスクベイ
1基を持ちPDSを3つに拡張できた。
(PDS拡張カードに相性があり、使えない物
もあった。)
 
 
現在はどこにも売ってない。
カッコ良かったのに・・・
Power WorkStation 説明 PhotoPower WorkStation 設置 Photo 現在(1999.3月)
Micro Mac Techから販売されている
Power WorkStation
キットのフルセットだと
強化電源1基・3.5inchディスクベイ2基・CD-RomDrive・Zip Drive・PDSを3つに拡張
付属のMicroMacアクセラレーターThunderCashの他に2つ。(PDS拡張カードには相性あり)
 
 
う〜ん・・・やりすぎだと思う。


 68040/50Mhzアクセラレーター搭載!
68040/50MhzアクセラレーターPhoto1
68040/50MhzアクセラレーターPhoto2
本当は2nd Cash付きのNewerのアクセラレーターが欲しかったが
問い合わせたところLC用の物は構造に不都合があるらしく、
発売延期のままとうとう手に入らなかった。
多分、冷却ファンが筐体に当たってしまい内蔵できなかったとかで、発売されなかったんだと思う。
そこで、Sonnetの物を購入し取り付けた。
SonnetのアクセラレーターはCPUの冷却に写真より薄型のヒート
シンクが貼り付けられていて、筐体に当る事はなかったが、
3時間位作業を続けていると2〜3回システムエラーになることが
あった。Newerの物は冷却ファンが付いていたことを思い出し、
秋葉原でサーミスタ付きのペルチェクーラント(本当はインテル用)を購入し取り付けた。
しかし、これではトップカバーが閉まらない・・穴を開けよう。
 
←写真はアクセラレーターにペルチェクーラントを取り付けた所。
 
Bench Mark Test (Speedometer 4.02)
Bench Mark Test (Speedometer 4.02) のグラフ
バスクロックが25Mhzなのでビデオ性能やディスク性能は落ちますが、結果には満足しています。


LCに64MBメモリを
メモリがブチ当たってるところ。メモリスロットを逆向きに曲げるアダプター
アダプターを介してメモリを付けたところ全てを設置したところ。
やって見るとわかるけど、そのまま差すといろんな
ものに当たります。(左上Photo)
 
そこで、メモリスロットを逆向きに曲げるアダプター
を自作しました。(右上Photo)
ウインテル用のSIMMアダプターを買ってきて解体し、
ハンダ付けでただひたすら1:1で結線したもの。
(当時ネットに繋いでいなかったので知らなかったが、
私より早くに全く同じことをやってる方がいました。
かなり詳細に検討してあり、あてずっぽうでやってし
まった自分がはずかしい。)
 
 
←PDSスロットにはG.Vimage24-16が差してあります。
 
 
←68040/50Mhzアクセラレーターとペルチェクーラント
 
 
←アダプターを介して64MBメモリを搭載したところ。

 
 
 

き、起動時間が、遅いです。36MBの時は気のせいだと思っていたら68MBにしたら気のせいではない事に気付きました。気になって本を調べまくったら、起動時にメモリのチェックとイニシャライズをしていることが
記載されていました。メモリを増やせばその分起動に時間がかかることになります。
CPUアクセラレーターを外すとさらに遅くなります。この処理はROMの命令でCPUが行っているので処理速度が上がれば起動時間が早くなることになります。
ちなみに、System8.5からは起動時にこの処理をスキップ出来るように設定が可能です。機種によっては効果がないようですがやってみる方は (Comand+Optionを押したままメモリコントロールパネルを開き)メモリテストを Off にしてみて下さい。
LCは System8.5 に対応していないので出来ませんが、8500は効果がありました。
 


完成後のLC
完成した LC のフロントビュー 完成した LC のリアビュー結果的に冷却ファンが筐体から飛び出してしまったが、冷却装置をこれ以上小型化すると冷却効率が落ちるので仕方なしとする。
なんとなく、車のボンネットから出てるアレみたいでカッコ良くない?
上に乗せたモニタの足の間なのでモニタにも当たりません。


68040/50Mhzアクセラレーター補足
Sonnetの68040/50MhzアクセラレーターにはFPU付きの68040/25MhzCPUが付いてきました。このままでも安定
して稼働していますが、オリジナルの2倍クロックで継続して作動させるのは不安なので、秋葉原でたまたま
見つけた68040/40MhzCPUに交換しました。
50Mhzオーバーの可能性について
このアクセラレーターは、クロックダブリングという技術で、単純にロジックボードのバスを2倍化してCPUを稼働させるので、オリジナルのバスが20Mhzなら倍の40Mhzで作動するというものでした。
ならば、オリジナルバスが25Mhz以上ならば50Mhz以上の稼働が可能かもしれないと思い。
クロックオシレーターを増設し外部からのクロック注入をやってみましたが、なぜか起動しませんでした。
実験で使用したオシレーターは14Mhz.14.187Mhz.14.318Mhz.15Mhz.16Mhz.16.384Mhzでバスクロック28Mhz〜32.8Mhz CPUクロック56Mhz〜65.5Mhzの間で行いました。バスクロック25Mhz以上28Mhz以下はオシレータが手に入らないのでやってません。
アクセラレーターに上限が定めてあるのか?他の原因があるのか?残念ながら50Mhzまでのようです。



 
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