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◆キリンチャレンジカップ2010 日本-ベネズエラ(2日・九州石油ドーム) 日本代表は1日、親善試合ベネズエラ戦に備え、試合会場となる九石ドームで約1時間の試合前日公式練習を行った。岡田ジャパン初招集で、先発出場が濃厚なMF小笠原満男(30)=鹿島=が、イタリア仕込みの「プレス」で生き残りをかける。
MF小笠原が岡田ジャパンにプレス改革をもたらす。ベネズエラ戦でドイツW杯ブラジル戦(06年6月22日)以来、1321日ぶりの先発出場が有力。「もう30歳のおっさんだよ。今さらトキメキとかはないよ」と、話しながらも「ただボールに行くだけじゃなく、高い位置でボールを取り切る。イタリアでも鹿島でもやっている。ボールを奪いに行く守備をやりたい」と、テーマに掲げた。
岡田ジャパンは、連動したプレスから高い位置でボールを奪って、ゴールにつなげる戦術をとる。だが、W杯まで残り4か月を切った中「守備というのはゴールを守るのではなく、ボールを奪いに行くんだ」と“イロハ並”の指示を飛ばしているのが現状で、完成度は決して高くない。そこで期待されるのが「イタリア仕込み」のプレスを武器とする小笠原だ。
06年7月~1年間、セリエAメッシーナに期限付きで移籍した際、練習では「日本人だから」という理由でパスを回されなかった。「ボールは頭の上を越えていくし、ボールに触るためには自力で取りにいくしかない」と守備に奔走。「ボールを奪うことの楽しさを学んだ」という。鹿島ではボール奪取率の高さから「人間掃除機」と呼ばれるほどの守備を身につけた。
2列目にはMF中村俊、MF松井、MF本田ら海外組のライバルがひしめく中で、他にはない守備力をアピールできれば、W杯メンバー入りも現実味を帯びてくる。
「自分はいつまで試合に出続けられるかも、分からない立場。目の前の試合に、100%でいけなきゃいけない。勝負です」。小笠原がボールだけでなく、ポジションも奪いにいく。
(2010年2月2日06時03分 スポーツ報知)
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