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番組公開ライブラリーで試聴できる番組のご紹介 ▲目次トップ
公害の記録−番組詳細
現代の映像 空がこんなに青いとは
放送時間  29分    放送日  1970.07.10
放送当時、全国合唱コンクールで3年連続全国優勝していた大阪の北恩加島(きたおかじま)小学校は、中小の鉄工所や製材所が密集する工場地帯にあった。空はどんよりと曇り、子どもたちは毎日煙と騒音に包まれて生活している。昭和45年度の課題曲「空がこんなに青いとは」の練習に打ち込む子どもたちを主人公に、公害の一断面を描く。
現代の映像 チッソ株主総会
放送時間  30分    放送日  1970.12.04
企業城下町での孤独を乗り越えて、加害企業・チッソを相手に訴訟に踏み切った水俣病患者たち。その水俣病患者と家族たちが、熊本県水俣市から、“巡礼”の旅に出る。目指すは大阪で開かれるチッソ株主総会。患者たちは、自ら一株株主となって、株主総会に乗り込み、初めて加害企業と、直接向かい合う。番組は、この歴史的瞬間を軸に、患者たちの置かれた苦難の状況を描く。
ある人生 海をかえせ
放送時間  29分    放送日  1970.12.19
三重県四日市海上保安部の保安官・田尻宗昭さんは、工場から流出する排水によって海が汚染されていくことに危機感を抱く。そして、取り締まりに対する行政の消極的な態度に業を煮やし、自ら調査し、汚染の告発にこぎつけていく。公害のない海の復活を願って、発生源の企業と闘い、関係機関に精力的にはたらきかけていく田尻氏の姿を追う。