―私の研究室にようこそ―
◎新潮新書『もののけの正体―怪談はこうして生まれた』発売。定価756円
◎平賀三郎編著『ホームズなんでも事典』(青弓社)で7項目を執筆しました。定価2000円+税
◎文庫版『ネクタイと江戸前―07年度版ベスト・エッセイ集―』(文春文庫)発売。
エッセイ「江戸の幽霊付き合い」(『新潮45』2006年9月号初出)が収録されています。
◎2010年夏コミでは下記の新刊に参加しました。
※Spファイル友の会『『SpF8―ちょっと、さみしいよね―号』
なお、同誌9ページの写真は広島コンシェルジュ様のご厚意により貸していただきました。
謹んでお礼申し上げます。
※心はいつも15才『MADなボクたち 2010SUMMER』
◎『季刊邪馬台国』(梓書院)106号に『新潮45』2010年5月号掲載論考が転載されました。
◎洋泉社ムック『筒井康隆の「仕事」大研究』に執筆者として参加しました。定価1260円。
◎ASIOS著『謎解き 超常現象U』、彩図社、早くも増刷!!定価1429円+税(1500円)
原田は「アンティキテラの機械」「古代エジプトの電球」「をのこ草紙」など8項目を担当しています。
◎芦辺拓『綺想宮殺人事件』発売中。琵琶湖畔を舞台に木村鷹太郎と橋本犀之助の世界が交錯する!!
原田もデータ提供で協力しました。
◎『新潮45』2010年5月号に「あまりにお粗末!“纒向遺跡=邪馬台国”論」掲載。
◎山本弘『去年はいい年になるだろう』発売中。実在人物多数登場(SFです)
原田も小ネタとして登場します。
◎角川書店『怪』29号にコラム「ヒバゴンと帝釈原人」が掲載されました。
◎エラリイ・クィーン・ファンクラブ会誌『QUEENDOM』88号に
「ミスカトニック大学の惨劇」小特集が掲載されました。
◎『Uspirits―ユースピリッツ―』2010vol.01(タツミムック)に拙稿が掲載されました。
「検証!幕末トンデモミステリー」、内容は幕末・維新史に関する奇説紹介です。
◎(財)統計情報研究開発センター機関誌『ESTRELA』2009年12月号
拙稿「邪馬台国ブームとは何だったのか」が掲載されました。
◎新刊『日本トンデモ人物伝』文芸社より発売、定価1500円+税です。
◎『歴史読本』2009年8月号に特集セミナー「“古史古伝”論争とは何だったのか」が掲載されました。
◎と学会『と学会年鑑KIMIDORI』、楽工社より発売!!定価1500円
私は次の3冊をとりあげています。
辻真先『改訂・受験殺人事件』(東京創元社:04)
栗本慎一郎『シルクロードの経済人類学』(東京農業大学出版会:07)
栗本慎一郎『パンツを脱いだサル』(現代書館:05)
◎『このアニメがすごい!2009』のアンケートに参加しました。
ランキング作品紹介の執筆者としても2作を担当しています。
原田は論考「邪馬台国と超古代史」を執筆しています。
◎『SF・ファンタジー映画の世紀【別冊宝島】』監修しました。
定価1500円+税。付録は『地球の静止する日』『ジェニィの肖像』のDVD2点です。
◎『別冊宝島 僕たちの好きな怪人二十面相』 定価980円(税込)。
エッセイ「怪盗たちの系譜」「華麗なる変装」および「特選怪人怪獣大百科」解説を執筆しています。
◎『シャーロック・ホームズ・イレギュラーズ〜未公表事件ファイル〜』に寄稿しています。
エンターブレイン刊、定価1500円+税。
◎『日本の神々をサブカル世界に大追跡』定価1800円+税でBNPより発売!!
◎新刊『トンデモ偽史の世界』、楽工社より発売!!定価1800円+税
◎楽工社より『日本化け物史講座』発売!!定価1600円+税。
◎『季刊/古代史の海』50号に「“日出処”の二つの都」再録。
◎『秘神界』英訳版全4巻完成!! 第4巻“The Dreaming God”に拙稿英訳が掲載されています。
◎『秘神界』創元推理文庫版のご案内はこちら。
◎「『東日流外三郡誌』関連論考」に「寛政原本の正体」増補(2007年4月25日)。
◎『東奥日報』2006年12月31日付・朝刊にコラム
「サブカルチャー大国ニッポン・無国籍性、繊細さが魅力」掲載。
◎『旬遊HIROSHIMA』11号に「カッパの原形?広島の“エンコウ”」掲載。
定価1000円(本体952円)にて、梓書院より発売中。
◎「原田実CYBER SPACE」もよろしく。
主要業績リスト(2010年9月23日更新)
v 扶桑国考その1 扶桑国探検
v 扶桑国考その2 扶桑国と『山海経』
※『東日流外三郡誌』関連論考(2007年4月25日更新)
v リンク(2010年4月1日更新)
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新潮社(新潮新書381) 定価756円(税込)
鬼、天狗、見越し入道、水の精、コロボックル、キジムナー、アカマタ。妖怪たちの誕生の秘密!
鬼に襲われた、天狗に出くわした、河童を目撃した……ほんの数十年前まで、多くの日本人が、
妖怪や幽霊など「もののけ」の存在を信じ、体験や伝説を語り継いできた。
もののけたちはどうやって生まれてきたのか。日本の怪談や奇談の数々から民俗学的な視点で、その起源の謎に迫る。
日本古来の妖怪や魔物をはじめ、江戸時代の化物、琉球地方や蝦夷地のアイヌに伝わるもののけも多数紹介!
日本人の恐怖の源泉を解き明かす。
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2010年度トンデモ本大賞受賞作は
杉山徹宗著『平和宇宙戦艦が世界を変える』に決定しました。
杉山先生、おめでとうございます。
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ASIOS著 彩図社刊 定価1500円(税込)
ASIOSとは、2007年に発足した超常現象などを懐疑的に調査していく団体である。
団体名は「Association
for Skeptical Investigation of Supernatural」(超常現象の懐疑的調査のための会)の略。
メンバーは超常現象の話題が好きで、事実や真相に強い興味があり、手間をかけた調査を行える少数の人材によって構成。
人気ウェブサイト「超常現象の謎解き」の管理人、本城達也、と学会会長の山本弘など、日本の超常現象における一線級の人材を揃えている。
【執筆陣】
秋月朗芳/蒲田典弘/寺薗淳也/ナカイサヤカ/長澤裕/羽仁礼/原田実
/本城達也/皆神龍太郎/山本弘/横山雅司
【内容】
「はじめに」(本城)
【序章】迫る! 地球滅亡の時「2012年問題」の真相
1. 惑星ニビルは「破滅の星」か?【人類に訪れるアセンションの時】(寺薗)
2. 惑星マルドゥクの接近【その他の2012年問題をブッた切る】(羽仁)
【第1章】常識外れの神秘の出来事「怪奇・超常現象」の真相
3. 石川県で降ったオタマジャクシ【空から降った奇妙な雨=z(本城)
4.「ええじゃないか」の真相【日本で最も有名なファフロツキーズ事件】(皆神)
5. テレポーテーションした山小屋【驚愕、冬の月山で山小屋が移動した!】(蒲
田)
6. 池袋のポルターガイスト【江戸時代の奇妙な都市伝説】(原田)
7. タクシーに乗る幽霊【振り返ると乗客は消えていた……】(山本)
8. サースクの死の椅子【座ると命が奪われる】(ナカイ)
9. 北西航路の伝説『オクタビウス号』【凍りついた船員を乗せて海をさまよう難
破船】(ナカイ)
10. ツタンカーメンの呪い【発掘者が次々と謎の死を遂げる】(本城)
11. 呪われたホープダイアモンド【所有者に死と不幸をもたらす宝石】(ナカイ)
【第2章】人智を超えた奇跡の力「超能力」の真相
12.『マダム・モンタージュ』のデタラメ【自称FBI超能力捜査官の透視能力者】
(皆神)
13. ネラ・ジョーンズは本物か?【あの人物も認めた霊能力者】(本城)
14. バラート・クラーラの霊視【奇跡の敵中率を誇る霊能者】(山本)
15. ガラスの涙を流す少女【神が与えた奇跡の涙】(本城)
16. 神秘、インドのロープ魔術【宙づりのロープをスルスルと登る】(山本)
17. 誰でもできる雲消しゲーム【波動を飛ばして雲を消す】(山本)
18. 腸チフスのメアリ【疫病と呼ばれた女】(ナカイ)
【第3章】空飛ぶ円盤の襲来「UFO事件」の真相
19. 自衛隊の戦闘機と衝突したUFO【自衛隊機が未確認飛行物体と接触】(山本)
20. 遊園地上空に出現したリング状UFO【某アニメの使徒が米国に襲来】(山本)
21. ワームホールから出現するUFO【異空間から現れた未確認飛行物体】(山本)
22.「残りもの」のUFO事件【解明不能の奇妙な事件(1)】(秋月)
23. UFO事件最大の謎『ジル神父事件』【解明不能の奇妙な事件(2)】(秋月)
【第4章】科学という名の落とし穴「疑似科学」の真相
24. 脳は10%しか使われていない?【人間の脳に隠された未知の力】(山本)
25.「水からの伝言」の真実 【水が人間の意識を理解する?】(長澤)
26. マイナスイオンの真っ赤な嘘【人間に癒しをもたらす自然の力】(長澤)
27. 実は危険なホメオパシー【日本でも密かに浸透している代替療法】(長澤)
28. グリセリンの結晶化【シンクロニシティの代表例】(蒲田)
29. フリーエネルギーは存在するか?【無尽蔵に取り出せる理想のエネルギー】
(長澤)
30. 人類の母『ミトコンドリア・イブ』【全人類はたった1人の女性の子孫だっ
た】(横山)
【第5章】 怪奇、未知なる生物の発見「UMA騒動」の真相
31.「ニューネッシー」の正体【トロール船が引き揚げた謎の死骸!】(横山)
32. 謎の生物、エイリアンフィッシュ【食べられてしまった宇宙人】(横山)
33. 幻の怪蛇ツチノコ伝説【賞金もかけられたUMA界の人気者】(横山)
34. パナマの怪生物 「ゴラム」【実在したファンタジー世界の怪物】(横山)
35. 南米の怪物『獣人モノス』【奥深い峡谷に潜む謎の生物】(横山)
【第6章】太古に栄えた驚異の文明「超古代文明」の真相
36. 超古代文明は核戦争で滅びた【古文書に残された核の痕跡】(原田)
37. アンティキテラの機械【紀元前に作られた脅威の精密機械】(原田)
38.『ピリ・レイスの地図』の正体【未到達のはずの南極大陸が描かれた古地図】
(原田)
39. 古代エジプトの電球【今から2000年以上前に電球が存在した】(原田)
40. 大ピラミッド・クフ王建造説は嘘?【古代史の常識は間違いだった】(原田)
41. ギザの大ピラミッド建造法の謎【王墓に秘められた神秘の技術】(原田)
42.『をのこ草紙』は予言の書か?【280年前に書かれた古文書の謎】(原田)
「おわりに」(本城)
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文芸社・刊 定価1575円(税込)
「正しい知識を広げたい」「よりよい世界を造りたい」という真摯な思いを抱きながら、
「常識外れ」な主張をし、「奇想天外」な人生を送った23人を厳選。
彼らの痛快エピソードやトンデモ作品を、ツッコミを入れつつ紹介する。
大石凝真素美/水野満年/水谷清/川面凡児/福来友吉/荒深道斉/佐々木照山/木村鷹太郎/
安田徳太郎/鹿島f/酒井勝軍/矢野祐太郎/山根キク/高坂和導/権藤成卿/楢崎皐月/
橋本犀之助/菊池山哉/武智鉄二/友田吉之助/平田篤胤/尾崎秀実/太田龍
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◎2009年6月6日に開催された第18回トンデモ本大賞発表において
受賞作は下記の通り決定いたしました。
当日ご来場いただいた皆様、ありがとうございます。
船瀬俊介先生、徳間書店ご一同様、おめでとうございます。
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と学会・著 楽工社・刊 定価1500円(税込)
発表者=山本弘・唐沢俊一・皆神龍太郎・M越・本郷ゆき緒・明木茂夫・光デパート・藤倉珊・桐生祐狩
原田実・新田五郎・気楽院・内海晋平・古城文康・稗田おんまゆら・115番ウンウンベンチウム
天羽優子・小松徳太郎・水原樹・志水一夫(敬称略)
※第17回トンデモ本大賞発表(2008年)の模様も収録!!
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青弓社=刊 予価2000円+税
UFO、宇宙人、秘境、ニューエイジ、超古代史論争、土偶=宇宙人説……。1980年代、高度成長を背景にオカルトはテレビや雑誌などに取り上げられ、人々の心を引き付けていた。
それらブームを取り上げて怪異現象の魅力を解説し、80年代の日本の熱狂に迫る。
執筆者:吉田司雄/飯倉義之/金子 毅/原田 実/橋本順光/宮坂 清/伊藤龍平/谷口 基/佐藤雅浩/小林 敦/一柳廣孝
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定価1500円+税
『月世界旅行』から、最新の話題作まで、あらゆるSF・ファンタジー映画を「タイムトラベル」「宇宙人襲来」「異世界探訪」などに分類。
この一冊で、現代までのSF・ファンタジー映画シーンの、すべてが見通せるファン必携のムック。
特別付録として、キアヌ・リーブス主演話題作のオリジナル『地球の静止する日』と、幻の傑作ファンタジー映画『ジェニイの肖像』2編の映画DVDを添付。
〈豪華執筆陣!!〉 石田一/健部伸明/田中元/中村うさぎ/中根ユウサク/猫柳けいた
寶来誠(NHK「熱中夜話」09年1月29日・2月5日放送回に出演)/山本弘
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ビイング・ネット・プレス刊 定価1800円+税
なつかしの70年代。高松塚古墳発見・邪馬台国論争・遮光器土偶宇宙人説・縄文ブーム。スサノオ・アマテラス・ヤマトタケル等、あのころのヒーローたちが、いまではコミック・アニメ・映画・ゲームで活躍中!
『まぼろしの邪馬台国』『隠された十字架』『騎馬民族国家』他、キャラのルーツがわかる元ネタ本を全網羅。
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楽工社、定価1800円+税
モアイは古代日本人が造った? シェイクスピアは存在しない?
邪馬台国四国説、謎の台湾アルファベットなど、
偽書や捏造された遺跡・出土物に依存して組み立てられた「偽史」にあふれる、奇説の真相に迫る。
※まえがき―パラレルワールドの「歴史」
※序章
◎偽作者と享受者
※第一章・世界の偽史
◎イースター島と『海賦』/偽化石と遺跡騒動/美し国フォルモサ何処/偽史と陰謀/古朝鮮問題
※第二章・日本の偽史
◎「ニセ天皇」興亡史/日本史のブラックホール・四国/前期旧石器遺跡偽造事件
※第三章・世界まぼろし偉人伝
◎山田長政伝説/シェイクスピアの秘密/アーサー王は実在した?/改竄された好太王碑文
※終章
◎現代日本の偽史運動」
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2008年6月7日(土曜)開催の日本トンデモ本大賞における受賞作は下記の書籍に決定しました。
ウォレス・ワトルズ『富を「引き寄せる」科学的法則』(原著著作権切れにつき複数社より邦訳刊行)
なお、次回の日本トンデモ本大賞は、2009年6月6日、みらい座いけぶくろ(豊島公会堂)
にて開催の予定です。
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『日本化け物史講座』
楽工社、定価1600円+税
古代から現代まで、 日本に現れた70種以上の妖しの者を、妖怪・幽霊・UMAのすべてを含みこむ「化け物」として読み解く、新・日本怪異史入門書。
■一章 ヤマタノオロチ
ヤマタノオロチ――異物の象徴としての化け物
甕襲の玉――マージナル・アニマル
両面宿儺――王権から生まれる化け物
■二章 カッパ
ガラッパ――カッパの原型
小子部栖軽――王権の矛盾を引き受けるトリックスター
人魚――予兆としての化け物
狢――政権を正当化する化け物
天狗・天狐――流星としてデビュー
葬列を見下ろす鬼――歴史的な宿命
『日本書紀』――化け物が出てくる正史
人を食う鬼――日本固有の化け物の誕生
宮中の鬼――説明装置としての化け物
アテルイ――鬼門の起源?
将門の首塚――もう一人の天皇の末路
頼豪阿闍梨、鼠に変ずる――仏教と王権
■三章 狐
狐――国を守り、乱す動物
二つの説話集――化け物譚の原典
ヌエ――退治者の変化
安徳天皇――転生したヤマタノオロチ
鉄人伝説――モンゴルから来た異物
■四章 天狗
天狗――国際的な化け物
イツマデ――政情の化身
『太平記』の化け物――異形としての遊び
『風姿花伝』――鬼を演じる作法
■五章 鬼
酒呑童子――「鬼」イメージの定着
『神道集』――インドから来た神々
八百比丘尼――興行としての化け物
火の車――火車、片輪車の原型
付喪神――百鬼夜行の原点
■六章 皿かぞえ
皿屋敷の誕生――幽霊か妖怪か
肉人――駿府城に現れたET
岩見重太郎の狒々退治――作られた豪傑譚
ジェニー・ハニバー――輸出される化け物
『御伽婢子』――『牡丹灯籠』の原型
お岩失踪――『四谷怪談』のモデル
『桃太郎』の鬼――草双紙の時代
『和漢三才図会』――江戸の博物学
『日本振袖始』――変奏・ヤマタノオロチ
『秀真伝』――江戸の偽書
「稲生物怪録」――特異な妖怪物語
『放下筌』――お座敷芸に使われる化け物
雷獣――神性の剥奪
『画図百鬼夜行』――江戸の妖怪図鑑
鬼娘――都市に取り込まれた化け物
化猫遊女――遊郭と化け物
■七章 豆腐小僧
豆腐小僧――伝承のない化け物
五徳猫――パロディとしての創作化け物
『耳袋』――江戸の奇談集
『夭怪着到牒』――江戸の妖怪認識
光り物の出現――UFO、江戸を飛ぶ?
『心学早染草』――善・悪・心のキャラクター化
うつろ舟――不義を犯した女の漂着
『怪談おそろ史記』――オチのある怪談
カッパの工事――法の抜け道としての化け物
『絵本百物語』――化け物の復権
印旛沼の怪物――化け物に仮託された政道批判
アマビエ、コロリ――託宣と疫病
件――予言する化け物
化猫――鍋島の化猫騒動
上田秋成・平田篤胤――それぞれの神代観と怪談
■八章 狸
吉原の狸、四国の狸――陽気な化け物
狸の授業――明治の化け物新聞
小泉八雲――ケルトと怪談の邂逅
花電車の桃太郎――侵略主義との関連
江馬務、柳田國男――妖怪研究の始まり
たぬき・むじな事件――分類の問題
『桃太郎の史実』――温羅伝説の真相
『魔人ドラキュラ』――イメージの原点
『阿波狸合戦』――狸映画の系譜
『ゴジラ』――すべての怪獣の代名詞
『ゲゲゲの鬼太郎』――漫画の中の化け物
『デビルマン』――生物学的なディテール
ヒバゴン――「UMA」の誕生
■九章 ツチノコ
ツチノコ――ブームを巻き起こす蛇
『エクソシスト』――オカルトブームの到来
オリバー君――興行から生まれる化け物
ニューネッシー――化け物の名前を公募
ナンチャッテおじさん――ラジオから生まれた都市伝説
『妖怪学入門』――一九七〇年代の妖怪観
■一〇章 口裂け女
口裂け女――キャラクターの成長
クトゥルー神話――輸入された邪神たち
宮崎アニメ――化け物イメージの拡大
『消えるヒッチハイカー』――「都市伝説」の誕生
『リング』――新しいメディアと化け物
姑獲鳥――妖怪の再生
『ポケットモンスター』――ゲームの中の怪物
カシャンボ――火車の変容
おわりに――未来の化け物
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読める 書ける 使える
図説神代文字入門
著者:原田 実 発行:ビイング・ネット・プレス
価格:1680円(税込)
日本列島に伝わったとされる幻の古代文字、その種類と来歴をくわしく解説。
古代史ファン、オカルトファンだけではなくイラストレーター、デザイナー、コミック作家、ゲームクリエイターの方々にもお勧めの実用本位の一冊です。
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トンデモ日本史の真相
―と学会的偽史学講義―
著者:原田 実 発行:文芸社
定価1575円(税込)
信長暗殺の黒幕はカトリック教会?/与那国島沖に海底遺跡がある?/豊臣秀吉は美濃墨俣に一夜城を築いた?/南太平洋のバヌアツ島から縄文土器が出た?/ペトログラフには古代シュメール文字が刻まれている?/源義経はチンギスハンになった?/アインシュタインは日本が世界の盟主になると予言した?/明治天皇すり替えの陰謀を明かす写真がある?/日本の原爆開発を止めたのは昭和天皇?/日本に世界最古・最大のピラミッドがある?/松尾芭蕉は隠密だった?/明智光秀は天海僧正になった?/武田信玄は騎馬民族だった?/聖徳太子はいなかった?/聖徳太子が使っていた地球儀がある?/秦の徐福が日本に弥生文化を伝えた?/北緯34度32分は祭祀遺跡がならぶ「太陽の道」だった?/安倍晴明は美貌の貴公子だった?/ホツマツタエ(秀真伝)は記紀の原本だった?/かぐや姫は中国からやってきた?/出口王仁三郎は日本の敗戦を予言した?/失われたアークは四国剣山にある?他
マスコミで、ウェブサイトで、幾度も甦り続ける奇説・珍説・異端学説の数々・・・その真相に迫ります!!