Vol.5

トールはホセとアレックスに呼び出された。
そこは某有名クラブのVIPルームで、ガラスばりの窓からはガキンチョ達がMDMAでぶっ飛びながら暴れていた。それに比べてこのVIPルームは大人の世界だ。

キョロキョロしていると、アレックスが友達を連れてきた。
「オレのパートナー。テキトーに話してみてヨ。」

「ヨロシク!俺、ジェームス。アレックスとは今年で4年目。楽しくやろうぜ!」

と紫色の飲み物を飲みながらテーブルにすわった。

アレックスが
「アニイ、ジムに今回のコンセプトを話してあげてよ。」といきなりふられて

「とりあえずロックンロールかな!」と答えると、

「それはきいてるヨ。もうちょっと詳しくおしえてよ。」とジェームス。

「パンクってゆーか、怒りってゆーか、、、。あと、その中に一筋の光ってゆーか、ちょっとクサイけど希望ってかんじかなー。」

トールはシンプルにうまいこと説明できたなーと自分自信で納得した。

「オレの書いてる曲もそんなカンジなんで、いいかもしれないゼ!曲はどんなカンジなの?」

するとアレックスが例のアンテナをジェームスの耳に押し付けて
「アニイ、あの曲でいいよナ!」とゴーインに同意をもとめた。

曲を聞き終わったジェームスが
「思ってたよりポップでいい曲ジャン!今度のセッションはいつだっけか?!」

あまりのスピーディーな展開にトールは
「ヨロシクお願いします!」とバカっていねいな返事をしてしまった。

「じゃーこれに合う詩を探してmailするヨ!」と一言いうとジェームスは行ってしまった。

テーブルには紫色の飲み物がブラックライトの下で不思議な光をはなっていた。

・・・つづく

                                illust:Yagami Toll
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